八十話 ページ3
「Aが全然学校に来ないから、京子もそこの猿共も心配して元気なかったのよ。全く、一週間も何してたの？」
呆れと若干の心配が入り混じった声で、腕を組ながら京子ちゃんの後ろからひょっこり顔を出したのは、花ちゃんである。
ちょっ……！！何このハーレム！？僕を殺す気か！！
「いやー……。何って、寝てただけなんですけどねー。」
いやホントに。センパイのせいでだけど。
花ちゃんは、ふーん、と言いながらまだ少し疑ったような視線を向けてくるが、京子ちゃんはそのやり取りさえ嬉しそうにニコニコと見守っていた。
「でも本当によかったよ。Aちゃんが学校に来ないと寂しいもん。」
も…もんって！！！かっ、かわいいぃぃぃい！！！
「ぐぇ！！ちょ、A苦しいって！というか、そろそろ離して欲しいんだけど……。」
思わずツナを強くホールドしてしまい、ツナは耳まで赤くしながら困ったような声を上げた。
そして、それをあの忠犬が見逃すはずもなく。
「おい！！！十代目から離れろっつってんだろ変人女！！調子乗ってんじゃねぇぞ！！」
「嫌ですー。忠犬は黙ってろよ。」
「ハハハ、なんかみんな一気に元気になったって感じだな！」
「ほんとだね！」
「…そ、そうかなぁ？」
「……ハァ。そろそろ授業始まるわよ？」
場は一瞬にしてカオスと化したのであった。
「あ"ーっ、疲れたー。」
なんやかんやで、あっという間に授業が終わり、放課後になった。
…ん？何か忘れてるような……
「ちゃおっス！」
「…………。」
……げっ。
教室の中でぼんやりしていた僕の目の前に突如、黒いスーツを着た
…うん。できることなら、このまま忘れて逃げたかったなー。
「朝言ったこと。当然、忘れて……ないよな？」
「もっちろんですともー！」
チャッと銃をこちらに向けながら言うリボーン。
…前言撤回。やっぱ覚えててよかったわ。
「とりあえず、オレはプールに行くから、A、おまえはツナを探して連れて来てくれねぇか？」
「全然いいですよー！」
…いやいや全然それお願いする感じじゃないよね？
なんで銃構えっぱなしなのかな！？
そんなリボーンのお願い★を断れるはずもなく。
僕はその場から逃げ出すように慌ててツナを探しに行ったのであった。
「フッフッフッ……ツナ、逃がしませんよー！！？」
「なっ……何？A？(なんか、嫌な予感しかしねー！！)」
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月紫 - 更新、待ってます。無理をしない程度に頑張ってください。 (2020年9月27日 21時) (
レス) id: 5ec5a7e528 (このIDを非表示/違反報告)
夢うさぎ(プロフ) - asukaさん» コメントありがとうございます！！めちゃくちゃ優しいコメントだ……頑張ります！！ (2019年4月25日 18時) (レス) id: 8a8c64050c (このIDを非表示/違反報告)
asuka(プロフ) - 更新、とっても楽しみにしています！がんばってくださいね！＾＾ (2019年4月24日 20時) (レス) id: 326cbaa1c0 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 弥生さん» ありがとう！！頑張るね！！……骸さんピュアにしたかったのにできなかったが(白目) (2018年12月7日 23時) (レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 学校から帰って読んだら発狂した(*´∀｀*)疲れがぶっ飛んだぜ☆楽しみにしている!! (2018年12月7日 22時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢うさぎ | 作成日時：2018年11月29日 5時
