七十九話 ページ2
…ぜー、ぜー。
全速力で廊下を走り、今教室の後ろのドアの前にいる。
さて。残念ながらもう遅刻が決定してしまった僕が取るべき行動は、次の3つのうち、どれでしょう！
1.こっそり入る。
2.あえて堂々と入る。
3.このまま学校をサボる★
…うん。3はないかな。
即センパイにばれるし、リボーンにもなんか言われそうだし。
となると1か2だけど…
2の方が僕っぽいし、2で行こう！
さくっと決めるとそろそろと教室のドアを開けた。
ここはあえて、音をたてないように、ね？
……ぐふふ、ツナがどんな反応をするか楽しみだぜ…！
ゆっくりとドアを開け終え、一歩足を踏み出そうとした、その瞬間。
キーンコーンカーンコーン
「…えー、これで今日のホームルームはおしまいだ。今日も一日、安全に気をつけて……って、虹野？そこで何してるんだ？」
先生の言葉に、一斉に教室の後ろを振り返るクラスメート達。
………………。
……タイミング悪すぎだろぉぉぉお！！！
「お、おはよう！A！久しぶりだね！」
「一週間ぶりだなー。」
「てめぇ、休みすぎなんだよ。」
とぼとぼとそのまま自席に着くと、ツナ達に一斉に話しかけられた。
「…ほんと久しぶりですねー。ところで、獄寺のそれはツンデレというやつですかー？」
かわいいな。
僕の言葉に、山本はハハッと笑い、ツナは青ざめた。ちなみに獄寺は顔を真っ赤にして激怒ぷんぷん丸である。
やべ、これ死語だったわ。
「てめっ！いつもいつも…！！」
「「A様ぁぁぁあああああ！！！」」
獄寺の言葉が何者かによって遮られる。
ちょ、愛しのごっきゅんの言葉を遮るとかあり得ないんだけど。
そう思いながら、教室のドアを見ると、そこには……
「…さよーならー。」
言いながら、ガタンッと勢いよくドアを閉めた。
うん。見てない、僕は以前の数十倍にも膨れ上がった誰かさんのファンなんて見てないから。
「…Aも大変だね…。」
そう苦笑いしながら言うツナが僕の癒しさ！
と思い、そのままツナに飛び付く。
「わっ！？！？Aっ！！！」
「てめぇ！十代目に何てことを！！十代目、大丈夫ですか！？」
顔を真っ赤にして照れるツナと怒る獄寺。
山本呑気に笑っている。
…平和だなぁ……。
「Aちゃん！」
キラキラと周りにオーラが散るような天使の笑顔と共に現れたのは、京子ちゃんである。
カハッ！……僕にはちょっと刺激が強すぎるぜ……！！
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月紫 - 更新、待ってます。無理をしない程度に頑張ってください。 (2020年9月27日 21時) (
レス) id: 5ec5a7e528 (このIDを非表示/違反報告)
夢うさぎ(プロフ) - asukaさん» コメントありがとうございます！！めちゃくちゃ優しいコメントだ……頑張ります！！ (2019年4月25日 18時) (レス) id: 8a8c64050c (このIDを非表示/違反報告)
asuka(プロフ) - 更新、とっても楽しみにしています！がんばってくださいね！＾＾ (2019年4月24日 20時) (レス) id: 326cbaa1c0 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 弥生さん» ありがとう！！頑張るね！！……骸さんピュアにしたかったのにできなかったが(白目) (2018年12月7日 23時) (レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 学校から帰って読んだら発狂した(*´∀｀*)疲れがぶっ飛んだぜ☆楽しみにしている!! (2018年12月7日 22時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢うさぎ | 作成日時：2018年11月29日 5時
