ポッキー&プリッツの日番外編！1 ページ46
side雲雀
ｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸ……
応接室にこぎみのいい音が響きわたる中、耐えきれなくなった僕は、手に持っていたボールペンを真っ二つにへし折り、音の元凶を睨みつける。
「ねぇ……うるさいんだけど。」
音の元凶ーーーAは、応接室のソファーで先程からただひたすらポッキーを食べていた。
それもかなりのスピードで。
…今日、休日だというのにいきなりドアを蹴破る勢いで現れた彼女。
背負っていたやけに大きなリュックから中身をひっくり返すように取り出したのは……大量のお菓子。ポッキーとプリッツだった。
それから勝手に応接室でコーヒーを沸かしてから食べ始め、……今に至る。
というか目がなんか死んでるんだけど。
この子わざわざここに何しに来たの？
音が地味にうるさいし、迷惑なんだけど。
ただこれを食べるためだけに来たのなら……絶対咬み殺す。
彼女はしばらく黙っていたけど、ポッキーを一気に5本くわえると、それを食べながらリュックから何かを取り出した。
スケッチブック…？
Aはパラパラとページを捲ると、とあるページで手を止め、片手で僕の方にそのスケッチブックが見えるように掲げた。
「“今日はポッキー&プリッツの日！！”…って、は？」
僕は思わずそこに書かれていたことを読み上げた。
……って、え？だから何？
質問の答えになってないんだけど。
というか、それあらかじめ書いてたの？
……もう、咬み殺していい？
思わずトンファーを構えると、今度はポッキーを１０本くわえながらまた慌ててスケッチブックをめくり始めた。
……というか、くわえすぎじゃない？
またページを見つけたようで、ドヤ顔…のように見える顔こちらに差し出されたスケッチブックには…
「……殺す！！」
“ポッキーィィィィィイ！！！イェェェェェアァァァァァア！！！”
と荒々しく書かれていた。
何君死にたいの？死ににここに来たの？
いいよ、今僕が……
「殺してあげる、よ！！」
そう言いながら彼女の頭に向け、思い切りトンファーを振り下ろした。
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夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - seraさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 17時) (
レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
sera(プロフ) - アドバイス、夢さんのボードの方に書かせて頂くのでよろしければそちらを見てください。 (2018年11月19日 19時) (レス) id: 28f01b04a4 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 弥生さん» ありがとう！！今回はハロウィンのに比べて糖度低めになると思うけど完結は約束するぜ！！ (2018年11月11日 22時) (レス) id: a76610752b (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - ポッキー!!!頭のなかで二人の光景が思い浮かんでさらに爆笑していた(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)夢ちゃん頑張ってね(*´∀｀*) (2018年11月11日 18時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 美香さん» フラグついたのはこちらだけなのでおそらく違うと思われます。コメントありがとうございます！！ (2018年11月8日 22時) (レス) id: a76610752b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ | 作成日時：2018年10月14日 8時
