七十八話 ページ45
「…あ、リ○君じゃないですかー。」
「久しぶりだな。」
「そーですねー。」
何せ一週間も休んじゃったからね…。
「ツナが心配してたぞ。」
「休みすぎちゃいましたもんねー。」
…でもな、ひとつ言い訳させてくれ！
お見舞いに来てくれたりしたのにね追い出したの僕じゃなくてセンパイだから！
連絡一切させてくれなかったの雲雀センパイだから！！
もうほんとなんなんだよあの人！！！
おっと、最後のはぐちになってしまった。
心の中で叫んだ声はリ○君には聞こえてないことをいいことに、一気にたまっていた感情を爆発させる。
あれ、そーいえば…
「わざわざ話しかけて来たってことは、僕に何か用事ですかー？」
「用事がなきゃ話しかけちゃダメなのか？」
「いや、そーゆー訳じゃないんですけどー。」
君は僕の彼氏かよその返し。
「まあ用があって話しかけたんだけどな。」
「……。」
なんなんだよ！？というツッコミは心の中で留めておいた。
「今日の放課後、入ファミリー試験をやるから、グラウンドに来い。」
………えっ。
えええええっ！？！？！？
ちょ、ちょっと落ち着け僕、リ○今…
あつけりやなさひまか！？！？
あ、ダメだこれ、考えれば考えるほど混乱するやつだわ。
今日の放課後、グラウンドにとにかく行けばいいってことね！？
もうそれ以上考えると頭おかしくなりそうだしとりあえずこれだけ覚えとこう。
「そーいやA、あと五秒で…」
リ○がなにか言いかけた瞬間。
キーンコーンカーンコーン
聞き慣れた音が校舎に響き渡った。
「遅刻だぞ☆」
「………。」
……………。
「…んじゃ、放課後にな。ちゃおちゃお☆」
「……こんのくそったりゃぁぁぁ！！！」
瞬く間に立ち去ったリ○に心の叫びを声を大にして叫びかながら、僕は廊下を猛ダッシュする。
休み明けで遅刻なんて最悪だぁぁぁあ！！！
「(A今日も休みかな…。)」
「(ちっ、あいつ、十代目に心配かけさせやがって…早く学校に来いってんだよ。)」
「(A…心配なのな。)」
珍しく遅刻しなかったツナ達がそう思っていたことを、Aは知る由もなかった。
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夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - seraさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 17時) (
レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
sera(プロフ) - アドバイス、夢さんのボードの方に書かせて頂くのでよろしければそちらを見てください。 (2018年11月19日 19時) (レス) id: 28f01b04a4 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 弥生さん» ありがとう！！今回はハロウィンのに比べて糖度低めになると思うけど完結は約束するぜ！！ (2018年11月11日 22時) (レス) id: a76610752b (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - ポッキー!!!頭のなかで二人の光景が思い浮かんでさらに爆笑していた(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)夢ちゃん頑張ってね(*´∀｀*) (2018年11月11日 18時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 美香さん» フラグついたのはこちらだけなのでおそらく違うと思われます。コメントありがとうございます！！ (2018年11月8日 22時) (レス) id: a76610752b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ | 作成日時：2018年10月14日 8時
