選択肢をミスって好感度上げすぎた

好感度26 ページ29

「お前、さっき何見てたんだよ」



『うるせぇ！！！なんだっていいやん！！』


言えない。こんなやつに。実は私はスーパー夢女子で、文ストの乙女ゲーやってるなんて言えん。




『ネット友達とメールしてただけ！！！』


「ふーーん


ならいいや。」

橘はそう言い残してそそくさと歩いて行った


『は？』




なんだこいつ！！！ならいいやってなんだお前、このｯｯ(((



『はぁ、変な噂流れないといいけど』



ﾋﾟﾛﾝ


『あ』


【太宰治から新着メッセージが届きました！】


そうだ太宰さん！！！！！！ごめんね！！！←



『ごめんなさい太宰さん反射で電源切っちゃ…』


【それは別にいいとして、さっきの男、誰だい？】


『あー…クラスの男子です』


【ふーん。仲が善かったね】


………え？どこをどう見て……？


あんなやつと仲良いとか言われるのマジで、、、


しかも大好きな太宰さんに！！！



スマホに収まっている太宰さんを見ると頬を膨らめせ、横を向いて拗ねていた



『？？？？は？？可愛いすぎ。』



【私は認めないからね！！君に恋仲なんてぜっっったい！！！】


『可愛い。彼氏なんて作りません太宰さんが好きですありがとうございます。(？)』



私が早口でそう言うと太宰さんは顔を輝かせた



可愛いマジで。可愛い。本当に可愛い！！！！！(語彙力の消失




【ふふふ、そうだよね。Aは私のことが一番、、、】



あれ、最後聞き取れなかったな……



あ、待って時間やばい


『ごめんなさい一旦電源切りますーー！！！！』




せっかく割と早く出たのに！！！でも間に合うと思うけども！！！←

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