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あなたside
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千「Aせーんぱいっ♪」
あ「千賀くん!」
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昼休み
図書館に行こうとしたところ
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千「ちょっと、お話しませんか?」
あ「いいよ」
千賀くんと廊下でばったり会って
お話することになりました
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千「うぉー!寒いっ!!」
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ついた場所は屋上
千「前は、もっと暖かかったですよね」
前に千賀くんと屋上に来たのは
私がいじめにあって
泣いていた時以来
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千「…懐かしいなぁ」
あの時
A先輩の手のひらに
ニコちゃんマークのおまじない
やってあげましたよね!
なんて
前と変わらない
優しい笑顔で話す千賀くん
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あ「本当に、千賀くんには感謝してるよ」
あの時
千賀くんがいなかったら
今の私はないかもしれない
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千「あーあ!くそっ!!!」
急に
屋上の床に寝っ転がって
大声を出した千賀くん
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千「あの時、カッコつけないで
A先輩を
彼女にしておけばよかったぁぁっ!!!」
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そう叫ぶ千賀くんの表情は
ちょっとだけ
ちょっとだけ、悲しそうだった
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あ「わざとシュート外してくれたんだよね」
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千「…んなわけ」
あ「わかってたよ」
千「…」
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あ「あの時、入ってたら
今ごろ千賀くんの彼女だったのにな」
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なんて
冗談交じりで言った私
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千「そんな事、言わないでくださいよ」
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あ「え?」
千「せっかくA先輩のこと
忘れようって思ってたのに…」
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あ「…」
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千賀くんの目は
私の事を見ていなくて
青空に浮かぶ
真っ白な雲を
ただ、眺めていた
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千「ねぇ…A先輩」
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あ「ん…?」
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千「10秒だけ…
抱きしめてもいいですか?」
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な - 読んでいたのは中学生。新しく出会った高校のお友達と占ツクの話をしていて、その子もキスマイが好きでこの作品が好きだったみたいで一緒にお話ししました!そして卒業して成人して、読み返した時に私の青春がここにあったなあと感じます。 (2021年11月24日 23時) (レス) id: c99b5143a1 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)くるみ(プロフ) - この子の自分勝手さに、とっても苛立ちを覚えるけど、すごい感動します。 (2020年3月20日 0時) (レス) id: 9cdf46e5a8 (このIDを非表示/違反報告)
純恋 - 二週目〜!このままみっくんと結ばれてしまえ!椿....性格もいいって...もうやだぁ(泣)椿のばかぁ! (2018年11月13日 1時) (レス) id: dda7ff656b (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ 大好き - キュンキュンします! (2018年3月25日 22時) (レス) id: 407aa552d4 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんにちは♪胸キュンします!! (2015年9月30日 16時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラブハニー | 作成日時:2014年1月25日 11時