シンデレラ・ストーリー【13】

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藤ヶ谷side




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藤「つーばーきー」


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椿「うわっ！太輔」







藤「うわってなんだよ(笑)」



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バレンタインデー当日




椿の家に、


2時にみんなで集まる予定だったのを





2人きりになりたくて



1時に来てやった俺








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藤「おじゃましまーす」






椿「なに普通に入って来てるの！」





藤「甘い匂い〜♪」





椿「太輔のは無いよ」






藤「えっ」






椿「だって裕太が怒るもん」




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なんて



エプロンしながら






チョコを作ってる









藤「じゃあそれ玉の？」





椿「そうだよ」





藤「…俺のは？」






椿「ないってば(笑)」









しつこいな〜なんて言って、



ふふっと笑った







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藤「…エプロンとか萌えるんだけど」







椿「えっ、なんか言った？」







藤「…別に」





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エプロンして



顔にチョコを少し付けて









藤「…誘ってんの？」






椿「はぁ？」






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俺の理性は


もたないわけで。





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椿「ちょっ…太輔？」




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キッチンで


チョコを一生懸命作ってる椿に





どんどん近づいて行ってる俺









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藤「お前さ…俺の気持ち、知ってんだろ？」









椿「ねぇ、どうしたの…」





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藤「もうこれ以上、待てないかも」









椿「太輔…？」






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椿「ちょっ…//」




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椿の、綺麗な細い指についてるチョコを









椿「やめっ…//」







ペロッと舐めて








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藤「俺の女になれよ」









椿を壁に追いつめた





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