シンデレラ・ストーリー【13】

○334*○ ページ12

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日向side





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日「おい横尾っ！」







横「ふぇっ!?は、はい！」







日「…あげる」






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4つの授業が終わって



昼休み









横「え、あ、え、ありが、ありがちょう//」







日「…んぶふっ(笑)」








横尾にチョコを渡して



テンパってるついでに噛んだ事に




密かにツボっていた私







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横「ほ、本命…？」




日「さぁどーだろー！」





横「ま、そうだよな(笑)」






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頭をポリポリかいて


八重歯を見せた横尾









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日「嬉しくねぇのか？」




横「え？なんで？」




日「いつもより、八重歯光ってないから」←






横「なんだよそれ(笑)」





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一之瀬ってほんとに変わってるよな！




なんて言って



また笑った









横「このチョコさ」





日「うん？」





横「本命だったら、俺嬉しいよ？」






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日「そうなんだ」←






横「…ぷっ(笑)」







私の返事が可笑しかったのか



笑い出した横尾






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横「やっぱり一之瀬は変わってんな！(笑)」







日「そおか？」




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横「…ふははっ(笑)」





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横尾がこんなに笑ってる所




初めて見たかも









日「…あ、そうだ」






横「ん？」






日「横尾ってさ」





横「なに？」







日「ウンコ味のカレーと、カレー味のウンコ


どっち食べる派？」









横「…」





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日「おーい」




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急に黙り込んで



指をアゴを付けて考え出した横尾








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横「カレー味のウンコ…？」




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日「おっ！」






なら、私の



チョコ味のウンコ的なトリュフも←



大丈夫か！








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横「いや、やっぱダメ！


カレー味のウンコはウンコじゃん!!!」





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日「うははっ(笑)」





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ニコニコ笑う横尾の笑顔は



私に向ける北山の笑顔と




まったく違う





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