ワケありシェアハウス！-4話-

☆141★ ページ18

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藤「じゃ、そろそろ行こうか？」







仕度が終わって




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千「どこ行くの？」



藤「んっ？イチゴ狩り」



千「え、普通、青森はりんごでしょ！？」



藤「うるせぇな」






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イチゴ狩りに行くみたいです








ほんと、


なんでりんごじゃないのか不明だけど








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横「じゃ、行くぞー」



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部屋の鍵閉めるから


私たちに早く出ろって叫ぶ横尾さん







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二「はいはーい」



宮「あっ、ちょっ、千さん押さないでぇ！」




千「はやくいけよっ！」




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次々と部屋を出て行く中で






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あ「…裕太？」




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一人だけ、部屋から出るどころか


その場に座った裕太




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玉「俺行かない。」





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やっと口を開いたと思ったら



そんな言葉で






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宮「なんで！？」





千「うぎゃっ、宮汁飛んだっ！きたねぇぇぇ」



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それを聞いた俊哉が


誰よりも早く振り向いて



その反動で



健永に汗が飛んだみたい。







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玉「なんでも」




宮「や、やだよ…」




玉「7人で楽しんで来て」




あ「裕太…」




玉「行かないよ、俺」









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どれだけ言っても




行かないって一点張りの裕太





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藤「はぁ…」




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しびれを切らした藤ヶ谷さんが





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藤「じゃ、玉はここにいろ」




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それだけ行って



部屋から出て行った





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横「…ほら、宮田も行くぞ」



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今にも泣きそうな俊哉を



横尾さんが強引に引っ張って







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北「なんて顔してんだよ」




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あ「だって…」





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裕太が来なきゃ、つまんないよって



そんな顔をしていた私に







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北「その顔、キモチワルイからやめとけ」





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あ「はぁぁぁっ!?」







北「ん。そっちの顔のがいい」



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ふふっと笑った宏光






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