ワケありシェアハウス！-4話-

★134☆ ページ11

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あ「…あっ」



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あれから


自分の部屋に戻ると








机の上に



何やら可愛い袋が置かれていた







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あ「なんだろ…」




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なんて、不思議に思いながら


その袋を開けると






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あ「可愛い…」



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中には、キラキラ光ってる


私にはもったいないくらい綺麗な髪飾り



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あ「…裕太？」



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きっとこれは



裕太からの



ホワイトデーのプレゼントなのかな









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あ「さすが…」







さすが裕太


ほんとに、センスも抜群で



ニカや俊哉と比べものにならないよ←





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あ「…」




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裕太は何に悩んでいるのか




なんで部屋から出て来ないのか




全然、わからないけど









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あ「…入るよ？」





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ただ、お礼が言いたくて




裕太の部屋のドアをノックした私








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玉「…ん、いいよ」





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意外にも



部屋に入ることを許してくれた裕太







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あ「…じゃじゃーんっ！

どうかな？似合ってる？」




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そんな裕太の部屋に入って




さっきもらったプレゼントを


髪の毛につけて




くるっと回った私







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玉「うん、似合ってるよ。可愛い」




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にこっと笑った裕太の目は


なんだか霞んでいるように見えて







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玉「Aに似合いそうだなぁって

思ったから買ったんだ」





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裕太の笑顔はなんだか



"笑顔"とは、言えない気がした









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