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兎を追う子供 ページ4





(かい)!そっちだ!」



「はい!」



一人の子供の言葉に反応し、傀‥‥‥のちの松陽は飛び出る。


その小さな手をかすめた毛玉は、傀の転倒とほぼ同時に傀の頭に乗る。



「あっ!」



「傀!」



毛玉は松陽の頭から背、地面へと飛び降り、深い森の中に入った。



松陽「すみません‥‥‥。私のせいで、兎を逃してしまいました。」



「気にすんなよ、それより、怪我はねぇか?」



「ありません。ありがとうございます。」



差し伸べられた手を掴みながら、傀は立ち上がる。


ついた土をパタパタとはたいていると、こんな言葉が投げかけられた。



「なら良かった。けどよォ、どうする?狩の練習だー!とか言われて急にこんな森の中に入れられてよォ。何かしら一匹でも捕まえなきゃ、とうちゃんのおっかねぇ拳骨が‥‥‥。」



顔を青ざめる彼に、会は苦笑いを浮かべながらそう答えた。



「それは嫌ですね‥‥‥。もう少し粘って、日がくれたら潔く拳骨受けに行きましょうか。」



「何でお前はそんな達観してんだよ‥‥‥。」



「生まれつきですよ、しょうがないです。」



そう言うと、傀はニコリと屈託のない子供らしい無邪気な笑顔を浮かべた。




ーーーーーーー


傀は、作中にもあるように松陽の昔の名前でっち上げです。


自分で決めたい場合、コメント欄にてお教えください。そう設定するんで。


あと、題名が某映画とすっごい似てごめんなさい。


気づかなかったんです。直す気もないですけど。←

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設定タグ:銀魂 , 過去捏造 , 吉田松陽
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山乙女 桜(プロフ) - ぽんすさん» ありがとうございます!!‥‥‥‥作者のくせに、何で自分の範囲を分かってないんだろう‥‥‥(理由 掛け持ちをしているバカだから)本当にありがとうございます! (2018年9月19日 19時) (レス) id: c43285d175 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんす(プロフ) - 山乙女 桜さん» まずは、のページでした。(細かい事で申し訳無いです...)楽しく読ませて頂きました。続きが楽しみです(*´ω`*) (2018年9月19日 18時) (レス) id: 2d0a9b218e (このIDを非表示/違反報告)
山乙女 桜(プロフ) - ぽんすさん» てかゴメンなさい。自分でどこにその単語入れたか忘れました。教えてください←オイ (2018年9月19日 17時) (レス) id: c43285d175 (このIDを非表示/違反報告)
山乙女 桜(プロフ) - ぽんすさん» ゲ‥‥‥。私としたことが‥‥‥。誤字の指摘、ありがとうございます! (2018年9月19日 17時) (レス) id: c43285d175 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんす(プロフ) - 凄いどうでもいいですが、洛陽ではなく→烙陽です (2018年9月19日 14時) (レス) id: 2d0a9b218e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山乙女 桜 | 作成日時:2018年7月22日 17時

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