其の陸 ページ8
・
神威「‥‥‥‥‥‥‥‥」
ポタポタと、神威の顔から酒の匂いのする雫を垂らす。
「おや、済まんのう。つい手が滑ってもうた。酒みたいじゃのう、酔っ払ったのかもしれん。なら、そのついでに言うておく。
黙れ、ケツの青いチビ餓鬼が。女を道具としか思うちょらん奴に、抱かせられる女はおらん。
そんなに女を下に見とうこったら、他の妓楼に行きんし。ここには、自分を誇るいい女しかおらんのでな。」
神威「‥‥‥‥‥‥‥‥‥チビ？」
神威は未だ笑顔を絶やさず、しかし、《チビ》と言う言葉に反応した。気に障ったのか、軽く青筋を額に浮かべている。
「あ？何かワシが間違った事をしたかのぅ？おんしをチビと言うたのも、事実じゃろうが。
ワシは、女にしてはでかいのでな。身長も、年齢も。お前とは目線が別なのよ。所詮、餓鬼じゃろう？お前。
しかも未成年。こんな所にいないで、家に帰りな。ワシは、主のような客は待っておらんのでな。
もう一度言う、お引き取り願おう。」
神威「‥‥‥お姉さん、面白いね」
そう言うと、そいつは私に固めた拳を向けてきた。
常人にしては速いけど、ワシ的には遅い。それを受け止めて、煙管を口につける。
「‥‥‥‥喧嘩がお望みなら、真選組にでも喧嘩を売りゃいい。少なくとも、ここに主の望むもんはありゃあせん。」
神威「‥‥‥‥ねぇ、お姉さん何者？」
「帰りんし、もう次は無い。」
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山乙女 桜(プロフ) - 獅子の子さん» 大丈夫です私もあぶちゃん大好きです←。分かりました！ネタの提供、ありがとうございます！ (2018年8月1日 5時) (
レス) id: c43285d175 (このIDを非表示/違反報告)
獅子の子(プロフ) - あと山桜さんの小説自体が凄く好きです！いつもありがとうございます...！ (2018年8月1日 0時) (レス) id: 8b211097c0 (このIDを非表示/違反報告)
獅子の子(プロフ) - あの…ネタ提供なんですが…阿伏兎と付き合ってる設定で一個欲しいです…いやあの神威落ちの小説ってことは知ってます、知ってるんですけどもね、あぶちゃん好きなんです自分(完全な私的好み)いやあの、ハイ。おなしゃす！！m(_ _)m (2018年8月1日 0時) (レス) id: 8b211097c0 (このIDを非表示/違反報告)
山乙女 桜(プロフ) - kamiyakazi725さん» 分かりました！ネタの提供、ありがとうございます！ (2018年7月27日 6時) (レス) id: c43285d175 (このIDを非表示/違反報告)
kamiyakazi725 - こんにちは！とても楽しくこの小説を読ませてもらってます！さっそくなのですが、私沖田君が大好きなんです！なので沖田君との絡みが欲しいです！ (2018年7月26日 23時) (レス) id: 7058246684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山乙女 桜 | 作成日時：2018年6月30日 19時
