響くは鈴の音、下駄の声。【銀魂】【神威】

其の廿玖 ページ32

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「お手をどうぞ、私の天使(マイ・エンジェル)？」


お妙「ダメ、もっと真面目にやりなさい」


「ねぇ何でこんな真面目にやってるの」



お妙「ダメだ！お前ならまだ上を目指せる筈だァァァァ！」
「何処ぞの熱血系青春漫画かこれはァァァァ！」


普通に接客をしていたら、お妙に唐突に呼ばれ、こうして指導を受けている。


お妙「だって、貴方なら写真撮影会出来るもの。」


「どれだけ金稼ぐ気じゃ主は」


お妙「しょうがないわね。握手五百円、写真六百円、シチュエーション千円、耳元ボイス二千円でどうよ。」


「何がどうよ。じゃ。」


お妙「そうと決まれば」
「何がいつどう決まったよ」




お妙「みなさーん！！高天原今夜限りのイケメンホスト、《NINO》の撮影会を始めまーす！！」




「何言っとんじゃおんしはァァァァ！」


けれど、お妙の一声で、ぞろぞろと人がやってくる。何これ、蟻の大群？(←失礼



「シチュ！シチュエーションお願いします！！」

「私は耳元ボイス！！」

「握手と写真！」



お妙「‥‥‥あら、Aちゃんモテモテ♡」


「モテモテ♡じゃないわ！」




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