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其の玖 ページ11





「っつー事がありんした。」


銀時「それを俺に言ってお前は何がしたいわけ」


団子屋で、隣同士で腰掛けながら、Aは遠くを見ながら俺に負けない死んだ目をしながら言う。
Aの団子に手を伸ばし、それを口に運ぶと、Aは続けた。


「別に実害があった訳じゃないが‥‥‥。悪寒が走ったんじゃ。純粋に関わっちゃいけないと思った。ワシの判断は間違っておるかのぅ」


銀時「だからそれを俺に言ってお前は何がしたい訳?」


「して、塩をちゃんと撒いて、次の日」
銀時「ねぇ、無視?」


ドSのハートは脆いんだぞコノヤロー


「来たんじゃ、そいつ。」


銀時「‥‥‥‥へぇ」


あまり興味もなく、そう返すと、Aも呆れたようにため息をつき、ケラケラと乾いた病んだような笑いを零す。


「あれから三週間、毎日。追い出しては、大人しく帰り、次の日来る、アッハッハ、もう笑うしかあるめぇよ。」


銀時「ねぇ、その笑い方辞めようぜ。怖い。」


「で‥‥‥何で銀時はそんなに顔色が悪いんじゃ?」


そんなに悪かったのか、心配げに俺の顔を見る。
‥‥‥意外と整った顔してると思いながら、もう一口団子を頬張りながら言った。


銀時「金欠で、大したもん食えてねーんだよ。」


「パチンコは」
銀時「する金もねぇ」


すると、団子の乗った皿を差し出す。顔を背け、申し訳なさそうにしながら。


「‥‥‥食いんし。妓楼に来れば飯も振舞ってやる。その‥‥‥悪かった。」

銀時「いや何がァァァァ!?」
「パチンコと疑って」





番外《名前》→←其の捌



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山乙女 桜(プロフ) - 獅子の子さん» 大丈夫です私もあぶちゃん大好きです←。分かりました!ネタの提供、ありがとうございます! (2018年8月1日 5時) (レス) id: c43285d175 (このIDを非表示/違反報告)
獅子の子(プロフ) - あと山桜さんの小説自体が凄く好きです!いつもありがとうございます...! (2018年8月1日 0時) (レス) id: 8b211097c0 (このIDを非表示/違反報告)
獅子の子(プロフ) - あの…ネタ提供なんですが…阿伏兎と付き合ってる設定で一個欲しいです…いやあの神威落ちの小説ってことは知ってます、知ってるんですけどもね、あぶちゃん好きなんです自分(完全な私的好み)いやあの、ハイ。おなしゃす!!m(_ _)m (2018年8月1日 0時) (レス) id: 8b211097c0 (このIDを非表示/違反報告)
山乙女 桜(プロフ) - kamiyakazi725さん» 分かりました!ネタの提供、ありがとうございます! (2018年7月27日 6時) (レス) id: c43285d175 (このIDを非表示/違反報告)
kamiyakazi725 - こんにちは!とても楽しくこの小説を読ませてもらってます!さっそくなのですが、私沖田君が大好きなんです!なので沖田君との絡みが欲しいです! (2018年7月26日 23時) (レス) id: 7058246684 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山乙女 桜 | 作成日時:2018年6月30日 19時

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