Sincere love ... 《 S.D 》 (ページ2)

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私は立花 A。

年齢は25歳で19歳の時からキャバクラで働いてる

地元は熊本県で高校を卒業後、専門学校進学の為に福岡に出てきたけど、途中で中退。

朝方まで友達と遊びまわって毎日楽しく過ごしてた

当時仲が良かった友達に今の仕事に誘われて働き始めたんだ

キャバクラで働きながら昼職も何回か経験したけど、どれも続かなくて結局夜の仕事に戻ってを繰り返して、気づけば6年が経っていた。

可愛いドレスに可愛いヘアセット、キラキラのメイク。

普段の自分とは考えられないほど別人になれるから好きなんだ。

「A～！おはよ！」

そう言って後ろから抱きついてきたのは今のお店で仲良くなった奈々(なな)。

歳は私の１つ下だけど入店した日が同じで性格も似てて今ではなんでも話せる親友の1人

『奈々！おはよ！』

キャバクラってみんな本名を隠すために源氏名を使ってるけど、私も奈々もめんどくさくて本名で働いてる

『今日雪降ってるし、お客さん少なそうだよね』

今は１月中旬。
久しぶりに雪降ったなぁって考えながら出勤したんだっけ

奈「確かに！てか、お客さん来なくていいかも！暇で給料貰えるなんて最高じゃん！」

『給料泥棒だからそれ！』

いつもこんな会話ばっかりしてるけど、結局お店はお客さんでいっぱいになるんだけどね(笑)

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