【HH×暗殺教室】ゾルディック家長女in暗殺教室

11殺目　面白い人 ページ12

「はあ…連立方程式ってオイシイんですかコラ…」

「はは、顔死んでるよー」



数学…疲れたぁ…。

普通の子供たちって、こんなに大変な事を毎日やってるわけ？

どんな神経してんだよ…対拷問訓練より辛いよ、こりゃ。




「学校なんて、今まで行ったことなかったんだよ。つまりあたしは、学無いの。」

「でも、結構解けてたじゃん。すごいよ。」



疲れすぎて、机につっぷしていたら、頭上から声が聞こえてきた。

見上げると、水色の髪をツインテールにしている男Ｓ…いや、女子がいた。



「僕、潮田渚。渚でいいよ。よろしくね、Aさん。」

「Aでいいよ、渚。えーと…何で男装してんの？」

「だ、男装!?僕は男だよ!?」

「あ、そーなの？可愛いから、女子かと思った」

「あっははは！Aわかってんじゃーん」

「わ、笑いごとじゃないよ！カルマ君!!」




…ホント可愛いな、渚…襲ってやろうか。



何の話してるの？と、声が聞こえた。窓際の方からだ。

声の主であろう、緑髪ツインテの女子が、駆け足でこちらに向かってきた。




「私、茅野カエデ！カエデって呼んでよ、A！よろしくね。」

「よろしく、カエデ。」

「ところで、何の話してたの？」

「渚君マジ女子乙って話。」

「カルマ君!?何言ってるの!?」

「あ〜、なるほど！」

「納得するんだ!?」





面白い人達。

こうゆうのを、友達って呼ぶのかな？

…いや、あたしには過ぎた存在だな。





でも、




楽しいから、いっか！

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