1話 ページ3
あれ？…人の声が聞こえる
どうして…
私、死んだはずじゃ？
ルーカス「A早く起きろ、朝ごはんができてるぞ」
誰？このイケメンさん
え？なんか体小さくない！？
どう言う事？
ルーカス「？どうした、そんなに自分の体を見つめて」
『な、なんでもない…』
ルーカス「…まぁ良い。早く行かないとお母様に怒られるぞ？」
お母様？この人は私のお父さんなの？
お父様の方が良いのかな？
口調には気をつけた方が良いよね…
でも今小さいからちゃんとしすぎても気味悪いか…
アイラ「おはようA、ご飯出来てるわよ」
綺麗で優しそうな人だなー
お父様があれだったから身構えたけど、全然大丈夫だった
『美味しい！』
このご飯、本当に美味しい
アイラ「あら、ありがとう」
ルーカス「Aの言う通り、アイラご飯はいつ食べても美味しいな」
アイラ「ふふっ、作りがいがあるわね」
ご飯を食べて自由な時間が出来たので、家を探検したいと思います
ここは、物置かな？
ここは、お母様の部屋！
ここは、空き部屋かなー
ここは、私の部屋でしょ
ここは、…
〜何室か見て〜
ここで最後かな？
ここは、図書室だ！
凄い…本が沢山ある…
絵本に、小説に、図鑑
それから、魔法薬の本？簡単な呪文の本？難しい呪文の本？
…ここら辺全部魔法に関する本だ
どう言う事？
…魔法？
取り敢えず、簡単な呪文の本読んで見たいな
『んーー！はぁ…』
背が低くて、本が取れない…
アイラ「A？どうしたの？」
『あ！お母様あのね、あの本を読みたいの』
アイラ「簡単な呪文の本？魔法に興味を持ったのね！」
なんか凄い喜んでる…
アイラ「良いわよ、今取ってあげるからね」
『ありがとう、お母様！』
自分の部屋で読もー
本当に色んな魔法が書いてある…
多くない？
『ウィンガーディアム・レビオーサ？』
これって、ハリーポッターに出て来たよね？
他にもいくつか知ってる呪文がある…
てことは
ここって、ハリーポッターの世界？
…嘘でしょ
それって、やばくない？
ルーカス「A魔法に興味を持ったのか？」
『…うん』
ルーカス「そうか、5歳にしてやっと興味を持ったか」
やっと？
『やっとって？』
ルーカス「なんだ？Aは今までいくら魔法を見たり見せても、興味を持たなかったじゃないか」
あぁ、そうだったんだ
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作者名：ユイ | 作成日時：2021年12月3日 23時
