楽しき日々に祝福を (ページ11)

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8話ページ11

あっという間に時はすぎ、今年は4年生

あれから、セブルスへの嫌がらせが止む事はなく

私もなにも言われない限り深く触れないようにした

セブルスとは、順調に仲良くなっていき、リリーも同様仲良くやっていた

最近の悩みは、セブルスが闇の魔術にだんだん傾向して行っている事

リリーは気付いているみたいで、あまり良く思っていない

そのせいで、2人がだんだん離れて行きそうになってる事

『久しぶり、セブルス！今年もよろしくね』

セブルス「あぁ、今年もお前と一緒か」

『なぁにその言い方、別に良いけど…』

セブルス「フッ、それくらいで拗ねるとは、私はお前とは違うからな」

『ねぇ、今私って言った？』

セブルス「…なんだ。」

『だって今まで、私なんて言わなかったのに』

セブルス「いつまでも僕、など子供だろ」

『セブルスは子供だよ』

セブルス「チッ」

『舌打ちしたでしょう！？ひどいわ！』

セブルスは、この事を気にしたようで以降

私とは言わなかった

『セブルスって可愛いとこあるのね』

セブルス「黙れ」

ジェームズ「リリー、今日は一緒に授業に行こう！」

リリー「あら残念、今日はAともう約束してるの」

ジェームズ「リリー、そのAって誰なんだ？」

リリー「ポッターに関係ないでしょう」

リーマス「ジェームズずっと言ってるんだよ」

シリウス「それに、俺達も気になるし。教えてくれ」

ピーター「ぼ、僕も気になるな…いつも言ってるし…」

リリー「はぁ、A・モラレスは私の友達で、スリザリンの女の子よ」

シリウス「モラレス？そいつ純血だ」

ジェームズ「スリザリン？そんな奴らと仲良くする必要ないよ！リリーには僕がいるじゃな」

リリー「うるさいわよ！スリザリンだからなんなの？Aは、私がマグル生まれの魔女かとか純血かなんて気にしないし、寮が違っても仲良くできるって言ってくれたのよ！」

リーマス「スリザリンにもそんな子がいるんだね」

リリー「それに、貴方と仲良くするぐらいならスリザリンに行くわ！」

ジェームズ「それは面白い冗談だね！はっはっは！」

リリー「…私もう行くわ」

リーマスやピーターが、いつも通りのジェームズに苦笑いしてる中

シリウスは、Aの事が少し気になっていた

モラレス家が純血だと言う事は知っていた

スリザリンに行ったから純血主義なのだろうと思っていたので

リリーが言っていた事は本当なのかと、疑問に思った