薬が2粒 ページ3
人だかりを避けながらを出して見てみると
梨花妃「お前が悪いんだ！」
ド修羅場であった。
叩かれたのか、頬が赤くなりながら座り込んでいる玉葉妃の姿と
叩いたあとなのだろうか、手を振り切ったあとのように腕が上がっている
そして、その間にオロオロとなんとも役に立たなさそうな医官の姿
が私の目にうつった
梨花妃「自分が娘を産んだからって、男子の吾子を呪い殺す気だろう！」
玉葉妃「そんなわけないと、あなたも分かっているでしょう。小鈴も同じように苦しんでいるのですから。」
梨花妃の顔……まるで幽鬼のようだが、よく見ると今にも倒れそうなほどにしんどそうな顔をしている
玉葉妃「ですので、娘の容体も診ていただきたいのです」
『………止めに入るか、』
??「なにか書けるものがあれば……」
私の隣からボソッと小さな声が耳に入ってきた
その声の正体はそばかすの濃い緑色の髪を持った少女。
服から見るに、尚服に関わる下女だろう
少しあの子のことが気になるが、今は2人を止めることが優先だ
『………梨花妃、玉葉妃。おふたりとも、言い争いはお身体にさわると思いますので、今は自身の部屋へ戻りましょう……？』
私が2人の妃に、言葉をかけたとき後ろから私よりも一回り大きな影が覆いかぶさった
壬氏「公主、いったい何事ですか……？」
『……？あぁ、壬氏か。2人の妃が少しばかり揉めていたみたいだがもう大丈夫だ。すまないが、玉葉妃を部屋まで送ってほしいのだが』
壬氏「分かりました。では、私は玉葉妃を部屋まで送りますが、公主は？」
『私は梨花妃を送り届けます。では……』
「梨花妃行きましょう……」と私はその場を梨花妃と共に去った
玉葉妃「Aに迷惑をかけてしまったわ……。」
壬氏「おふたりとも、子の容体が容体ですから……、つい言い争いになってしまったのでしょう。玉葉妃も部屋に戻ってゆっくりお身体をお安めになってください。」
玉葉妃「そうね……、小鈴も吾子も心配ね、」
──────────
梨花妃「すまないな……、玉葉妃のせいでは無いだろうに、つい………」
『お気持ちは分かります……。自身の子が病で苦しんでいるのですから……ですが、梨花妃もしんどそうに見えますゆえ、今は医官に任せ……(られないと思うが……)様子を見ましょう。』
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みかん同盟 - ｗｗｗ下手したら侍女たちにバレて、陰キャ状態、、、m(_ _)m (12月6日 18時) (
レス) id: b8e2ce9bed (このIDを非表示/違反報告)
うるちゃん(プロフ) - 現実にいたら顔見れずに一生土下座してまう🥺 (12月3日 14時) (レス) id: 82dfa241d6 (このIDを非表示/違反報告)
みかん同盟 - 共感！じんじ様は神！現実にもいたらな〜 (12月3日 9時) (レス) @page2 id: b8e2ce9bed (このIDを非表示/違反報告)
うるちゃん(プロフ) - オリ/フラ外し忘れてましたね💦気づきませんでした、！ご指摘ありがとうございます😭 (11月28日 8時) (レス) id: 82dfa241d6 (このIDを非表示/違反報告)
りこーだぁ☆(プロフ) - 薬屋の独り言は作品が少ないので見れて嬉しいです！これからも更新頑張ってください！ (11月27日 13時) (レス) @page5 id: c7c449c52b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うるちゃん | 作成日時：2023年11月24日 21時
