まだ続いていた私の初恋。8【名前変換オリジナル】

☆316　告白って? ページ22

それからは他愛もない話しをして。


姫華「じゃあまた明日ねA〜♪」

A「うん!またね!!」


姫華ちゃんと別れた。

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明日は午後に姫華ちゃんとチョコレート作りだよ。

楽しみだな。

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アーモンド入りのチョコを圭くんへ。

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翔くんと姫華ちゃんと木ノ瀬には生チョコを。


つまり、圭くんだけ特別に作ること。

まあ…好きな人だから。


やっぱり本命チョコに一番気合い入れちゃうよね。


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きっと渡すのは圭くんの家になっちゃうから…

インターホンを押して。


ちょっと経ってから圭くんがドアを開けてヒョコッとでてきて。

みたいな?


あ…なんか私、想像するだけですっごく緊張するんだけど!


今でも鼓動速いし…。


大丈夫かな…。


ああーーまた不安になる。

ちゃ、ちゃんと渡せるかなって不安もあるし…。

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もちろん千晴のこともあるし…。

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もちろん告白するってこともあって…。

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人生初の告白。

それは…どういうものなのだろうか。


分からない。


まず、自分が告白すること自体が…考えられない。


こんな私が。

こんな内気で臆病で控えめな私が。


告白?!


好きな人に想いを伝える?


おおっ…改めて考えるとすごいな…。

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告白。

秘密にしていたことや心の中で思っていたことを、ありのまま打ち明けること…だよね。


それってやっぱり相当勇気いるよね。


想いを伝えたことある女の子は…みんなみんなそんな勇気をもっている。


すごいよね。

それで成功か失敗か。


恋が実るか実らないか。


決まっちゃうんだもん。


…怖いよね。


でも告白するのはなぜなんだろう。


そもそも人はなんで恋をするのかな?

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…まあ、そんなこと考えたって答えなんて分かんないだけどね。

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私的には。


告白するのはやっぱりその人が好きだから。

好きだと思うから。


一緒にいたい。


一緒にいるには。


もっと近くの存在にならないといけない。


そうなるには。


付き合わなければならない。


その人の、ただ1人の「恋人」という「大切な人」にならないといけない。


だから人は好きって想いを伝えるんじゃないかな?

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なーんてっ。気がついたらもう家の前。


…何気ない日常のことを真剣に考えてみるのも悪くないかな。

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私は冬の寒さを…少しだけ清々しく感じながら。


家のドアを開けた。

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