☆312 ゲット! ページ18
もう一度チョコレートコーナーに近づいた私。
相変わらずバーゲンセール状態…。
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私が呆然とバーゲンセール会場を見ていると…
アナウンス「えー大変申し訳ありませんが…バレンタイン限定の我が店特別のチョコレートが今日の分は残り少なくなってきましたー。」
ええっ?!
なんだってー?!
今のアナウンスのせいで…
「えっ、私まだチョコ買ってない!!」
「なくなる前に取らなきゃ!」
チョコレートコーナーに更に人が集まってきた。
えっ、えっ?!
私もチョコ確保しないといけないんじゃない?
ここは有名なお店らしいから…チョコレートもおいしいと思う。
今回は味大切なのに!!
圭くんにおいしいって言ってもらいたいのに!!
わ、私もあのバーゲンセール会場に飛び込まないといけないのか…!?
ふとチョコレートコーナーを見たら。
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姫華「ええい!どいてどいて!!」
えっ…姫華ちゃん!?
人がいっぱいいる中で、姫華ちゃんの姿が見えて少しだけ驚く。
一瞬だけ目が合った。
姫華ちゃんはニコッと余裕そうな笑顔を見せた。
人の中に潜り込んで姿が消えたと思ったら、数秒後にその人混みの中から生還してきた。
私の元に駆け寄った来た姫華ちゃん。
姫華「はぁー疲れたわぁ。」
A「大丈夫?」
目の前にいる姫華ちゃんは少しだけ息が切れ気味。
姫華「うん!まるで主婦のバーゲンセールだね。」
A「あ、やっぱりそう思う?」
2人で顔を見合って私たちは笑った。
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姫華「あ、A〜チョコレートゲットできた?」
A「…ちょっとあれは無理だよぉ。」
私は苦笑い。
対する姫華ちゃんは優しく笑った。
姫華「大丈夫!あたしがとってきた!!」
姫華ちゃんは両手いっぱいにこの店特別製の板チョコを抱えていた。
A「え!姫華ちゃんすごい!!」
私は嬉しくて彼女の勇姿に拍手。
姫華「いやーそれほどでもぉ〜。」
照れ笑いをする姫華ちゃんは…なんだかとっても可愛く見えた。
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A「でも…こんなにいっぱいで、お金足りるかなぁ。」
板チョコを買い物カゴにいれてレジに並ぶ時。
そんな不安が私の頭によぎる。
姫華「ん!最初に言ったでしょ?このお店の人気の理由。」
A「…安くて可愛くておいしい?…あっ。」
姫華「そう!分かった?」
A「安いの?」
姫華「正解〜♪お金の心配は大丈夫だよ!」
A「なるほどぉ。」
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革ベルト
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アリエル(プロフ) - 凄く感動しました!私も実は恋愛小説を作ってるんですけどあまり人気が無くて…。人気になるためのアドバイスとかありますか?教えていただくと嬉しいです! (2016年11月26日 23時) (レス) id: 8a30b15849 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki☆(プロフ) - 超感動した…私も、勇気だして好きな人に''好き''って言っちゃおっかなぁなんて… (2015年3月19日 10時) (レス) id: 039082f554 (このIDを非表示/違反報告)
ユーカ(プロフ) - 柚季さん» うおお!!遅くなったぁ!! 声綺麗だよねぇ〜…IAのソフトいつか買おうww←六兆年かっこいいよね!!一瞬ではまっちゃった…w 歌い手楽しそうでいいよね…憧れる… 教えなぁぁぁい!!あ、ケーキの名前だよww (2012年10月31日 12時) (レス) id: 4d746cf22e (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - りりさん» ありがとうございます!!本当に感謝します。泣いて下さったんですか!!嬉しいです…私は嬉しき泣きしちゃいます。:゚(。ノω\。)゚・。頑張ります!! (2012年10月25日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - ユーカさん» こっちこそ遅くなってごめん!!おお〜綺麗な声最高!!ヽ(*’∀’*)/六兆年めっちゃかっこいい!! 声優、歌い手!!めっちゃ憧れがある2つだねー!!歌い手楽しそうだよねぇ〜♪ むむっ…やはり教えてくれないのか(笑)ユーカのやつ聞いてみたいのになぁぁああ!!!www (2012年10月21日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚季 | 作成日時:2012年8月9日 21時