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Aside
しゅんくんが降りた途端に女の子たちが寄ってきた。
女「ねぇ、朝言ったこともう忘れたの?記憶力無さすぎじゃね?」
女「次の駅で降りな。話あるから。」
そして、駅に着いてすぐに腕を引っ張られ改札を抜けた。
足も痛いし腕も痛いし、色々なところが痛くて、苦しかった。
女「せりしゅんとどういう関係?付き合ってんの?」
あ「友達。付き合ってはないです。」
女「友達の距離には見えなかったけど?」
あ「付き合ってないので。」
そして、腕を掴んでる手の力が強まる。
あ「うっ…痛い…離してください!」
すると、一気に力が抜けたと同時に、聞き慣れたような、でも少し違うような声が聞こえた。
せ「なにやってんの?A離してくれない?」
女「あれ!せりしゅん!なんでここにいるの?」
せ「俺からも同じことを聞く。なんでお前らがここにいんの?」
女「いや、ちょっとAちゃんが足痛そうだったから、連れて帰ろうと思って…」
せ「そんなわけないだろ。ていうか、足痛いの知ってるんだな。お前らがやったのか」
女「…え?なに?」
せ「もういい。帰れ。Aは俺が送っていくから。もう二度とAに近づかないでくれる?」
しゅんくんとは思えないくらい低い声で、相当怒ってることが分かった。
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ゆーみん - 初々しいですなぁ (2020年10月6日 21時) (レス) id: 1767363814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉千lover | 作成日時:2019年10月6日 23時