Melty sweet honey sugar.【YG】 (ページ11)

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「うぅん…ゆんぎせんせぇ〜…」

お酒なんてめったに飲まないせいで、先生が作ってくれたカクテルを飲み終える頃には頭がくらくらし始めた。

YG「はいはい、もう酔ってんのな。薄めに作っといて正解だったわ」

肩にもたれると先生はからかうように言うけれど、その声はいつもよりずっと甘い。
それに普段はそんなことしないのに、私の肩に腕を回して。
先生も少し酔ってるのかな。

YG「気分悪くねぇか？ほら、水飲んどけ」

「大丈夫だよ、ありがとう」

今、なんだかすごく恋人っぽいかも。
先生と私の間に流れる空気がいつもと違うような気がして嬉しくなる。
でも、こういう時ってどうすればいいんだっけ。
ぐるぐると考えを巡らせてみても、アルコールで判断力の鈍った頭ではなにも思いつかない。

YG「A、眠いんだろ？ベッド行こう。俺が連れてってやるから」

耳元で少し掠れた声がしたかと思えば、次の瞬間私の身体はふわりと浮き上がった。