刀剣乱舞粟田口の長女、弐 (ページ8)

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褒め殺しページ8

三日月side
あなや・・・。
粟田口が全滅ではないか。
誰だ、Aを酔わせた者は。

数時間前

一期side
審神者「それじゃ、カンパーイ！」
太鼓鐘「A、おかえり！修行どうだった？」
A「楽しかったよ。また父様にも会えたし」
宗三「口調変わりましたね、A」
A「修行に行って思い出したよ。これが本来の私だったんだよ」
薬研「寂しがり屋のな」
A「薬研！！」
長谷部「まあ飲め。A」
A「あんま強くないんだけどなぁ」

長谷部「クソ。何であの男は俺を下げ渡したりしたんだ！？俺だってもっとお役に立ちたかった！」
A「あははっ。何か見たことあるよ？この長谷部」
薬研「A姉、飲みすぎだぞ」
不動「誰だよ。Aにこんなに飲ませた奴」
鶴丸「すまんすまん。話が弾んで酒を飲む量も増えちまってな」
A「私だってさぁ、もっと元主たちの役に立ちたかったよぉ。でもさぁ、しょうがないじゃん。結局、私たちは使い手次第、持ち手次第で変わるんだから。だから、期待してるよぉ、主～」
審神者「うぇーい。まかせろぉ！」
主も酔っている。
一期「飲み過ぎですよ、姉上。もうお休みになられては」
A「一期！！」
一期「はい！」
勢いよく名を呼ばれすかさず返事をする。
A「一期は偉いね。長男だからって言って弟たちをまとめてくれて。たまには息抜きしてね」
一期「は、はい？」
頭を撫でられる。
何だか慣れないから恥ずかしい。
薬研「おいおいA姉、どうした？」
A「薬研だって偉いよ。初鍛刀って言って本丸のことを支えていて」
薬研の顔が赤くなる。
鯰尾「なになに。A姉が褒めてくれてんの？俺も褒めて下さい！A姉さん！」
A「鯰尾？鯰尾はねぇ、いつも戦で大活躍してるし明るくて。私、明るい鯰尾大好きだなぁ」
鯰尾「ヤバい。自分で聞いといてなんだけど恥ずかしい」
A「骨喰もね、周りのことよく見てて冷静で、いつも助かってるよ」
骨喰「！？！？！！！？」
いきなり褒められて動揺している。
無理もないな。

そして褒め殺しは続き、粟田口(鳴狐殿と鬼丸殿は除く)が赤面していた。
審神者「A、A。俺は？」
A「主～？・・・特に無いなぁ」
審神者「一つ位あるだろ！」
A「直して欲しい所は沢山あるよぉ。書類を溜めに溜めたり、突然発狂したり」
長義「ごもっとも、だね」
松井「確かに・・・」
審神者「みんなひどいよぉ」
A「自業自得だよ」