刀剣乱舞粟田口の長女、弐 (ページ26)

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見せたい記憶はページ26

Aside
三日月「では記憶を見せるのが手っ取り早いか」
薬研「見せると言ったって、どうやって？」
三日月「A」
A「何？」
三日月「お前の記憶を主に見せてやれ」
A「はぁ！？出来るわけないでしょ！そんなこと」
三日月「折れた刀剣の記憶を見れるのならば、与えることもできるはずだ。いつも長義が言っている、あのー、」
安定「持てるものこそ与えなくては？」
三日月「おお、それだそれだ」
意味が少し違う・・・。
加州「俺からも、お願い！」
出来るかわからないんだけど・・・。
国明「そんなのモノに出来るわけないじゃん」
薬研「お前は、俺たちと一緒じゃなかったのか？」
鶴丸「そのキーホルダーから顕現しているお前もただのモノだ」
主「国明はモノなんかじゃない！俺の、大切な幼馴染みだ！」
勘違いしたままじゃ可哀想、だよね。
A「やってみる」
まずは、私の神域に招く。
安定「わ、綺麗・・・」
三日月「藤の花に、夜空。お前の見た目そっくりだな」
A「うるさい。気が散るから黙ってて」
そして神域全体に私の霊力を張り巡らす。
鶴丸「っと。これは少しキツいな」
薬研「そうか？」
安定「やっぱ、体が抵抗するよね」
三日月「薬研は同じ刀派だから抵抗が少ないのだろう」
主「こ、れはっ！」
よし、繋がった！
何を見せよう？
やっぱり、あの始まりの日からかな。