終わりの始まり 壱 ページ11
Aside
A「え？私が第一部隊に？」
審神者「そうそう。A、そろそろカンストしそうだし、明石と交代で」
A「え、本当にいいの？私で」
審神者「うん。頼んだよ、A」
A「うん」
審神者「と、いうわけで、第一部隊にAが入ることになりました」
明石「いやー、ようやく休めますわ」
A「内番が待ってるよ」
明石「いややわー。現実突きつけんどいて」
審判者「んじゃ、改めてメンバー確認しよっか。隊長、加州清光」
加州「はーい」
審神者「薬研藤四郎」
薬研「うーい」
審神者「大和守安定」
安定「はーい」
審神者「鶴丸国永」
鶴丸「おーう」
審神者「三日月宗近」
三日月「すぅ・・・すぅ・・・」
審神者「ね、寝てやがる」
A「第一部隊に大阪城周回させたのは？」
審神者「俺です。とにかく、A頼んだからね！みんな！」
加州「任せてよ、主」
ドロン、と音がした。
こん「審神者様！この本丸に見習いがやって来ます！」
審神者「うえええ！マジで！」
A「きっと、主の成果が認められたんだよ」
加州「いつも書類提出はギリギリだけどねー」
審神者「あ、えっと、何すりゃいいんだ！」
こん「まずは見習い様が審神者の仕事を理解しやすいように、資料を制作するのがよろしいかと。因みに見習い様が来られるのは明日です」
加州、A、審神者「はぁ！？」
A「ちょ、長谷部！山姥切！松井！」
加州「あーもー！他の奴らは出てて！鶴丸！鶴丸は罠の撤去！南海と一緒に！」
鶴丸「何故だ？」
加州「見習いくんが落ちたら危ないでしょうが！」
長谷部「どうしたA」
長義「何か用かな？」
松井「まだれっすんの途中だったんだけど」
A「よし、来たな。徹夜の覚悟をしろ」
長義「口調が極前に戻ってないか？」
A「明日からこの本丸に見習いが来る。その準備だ」
全員顔つきが変わる。
A「はぁーー。終わったぁ」
長義「もう朝・・・」
加州「こんのすけー。見習いくん何時に来るの？」
こん「十時頃です」
A「主は寝てていいよ。三十分位前に起こしに来るから」
審神者「ん。ありがとA」
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年2月19日 17時
