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みんなが寝ている午前5時(位)。大きな音をたてないようにゆっくり起きる。
履き潰してボロボロになりつつあるスリッポンをひっかけて、朝ごはんのお手伝いをする。
今日は…10月12日。コニーが里子に出る日だ。
私は里親見つからないで、ここでのんびりしていたいし好きな事していたい。
あと、ちびたちの夜泣きが収まれば私もママもゆっくりできるのに。
二人分のミルクを温め、スープ用の大きなナベ二つを出し、昨日ママが出しっぱなしにして忘れていた野菜の皮をむいて切っておく。
マグカップに程よく温まったミルクを注ぎ入れたとき、ちょうどよくママが来た。
「おはようレクシー。いつも早いね。」
昨日のちびの夜泣きが酷かった為か少し疲れた顔をしていた。
「おはよう。昨日はお疲れ、ママ。ミルク飲んで少し座ってなよ。」
二人そろってボロボロだけど、ママ以外に大人がいないからもう少しゆっくりしていてほしい。
その気持ちが伝わったのか、"ありがとう"と椅子に座ってミルクを飲み始めた。
私もミルクを飲みながらスープを作っていると眠すぎてちょっとふらつく。
「レクシー、やっぱりあまり寝れて無いんでしょう？少し寝てなさい？」
ママが私の顔を覗き込む。やめて〜今クマとやつれで大変な顔してると思うから！
「わかったわかった、コニーの食事作っていただきますしたら寝るから、最後までやらせて。」
ふぁぁあと二人そろってあくびをし、ママと一緒に笑った。
ママがちびたちの様子を見に戻った10分後、ちょうど作り終わったとき時計の鐘が鳴った。
今日も私たちの兄弟はエマの元気な声で目を覚まして一日が始まる。
「あ、やっぱり起きてた。おはようレクシー。」
「相変わらず早起きだな…ﾌｯ、目の下ひっで〜。」
ノーマンとレイが手伝いに来てくれたようだ。ママも来てくれる。
「おはよ、二人とも。昨日はママと一緒でもきつかったからね。寝てないから。」
"バカか"とレイに小突かれる。
「少しくらい寝てから来いよ。あと俺らを頼れ。アホ。」
一言多いんだよ、と思いながらも優しい言葉に、今日は何が何でも寝よう。と心に決めたのだった。
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逢魔夕(プロフ) - 黒歴史第二製造機さん» ありがとうございます！更新が滞ってしまったらすみません。完結できるよう頑張りたいと思います！ (2019年2月6日 19時) (
レス) id: 5a78d3dcdb (このIDを非表示/違反報告)
黒歴史第二製造機(プロフ) - とても面白いです！応援してるので再新がんばってください！ (2019年2月6日 16時) (レス) id: 8c138a50c6 (このIDを非表示/違反報告)
逢魔夕(プロフ) - 。。さん» すみません忘れていました！ご指摘ありがとうございます！！以後気を付けます。 (2019年2月5日 23時) (レス) id: 5a78d3dcdb (このIDを非表示/違反報告)
。。 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反です。 (2019年2月5日 23時) (レス) id: d3374bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢魔夕 | 作成日時：2019年2月5日 23時
