第5話 出水side ページ6
前言撤回。
7ー3。この人は…
｢お疲れ様です！｣
｢相変わらずの暴れっぷりだな。｣
｢弧月は使い慣れたもんですからね。｣
強い。見た目とは反して、太刀川さんよりも強い。でも、何で風間さんには負けたんだ？偶然？
ついでに大人しくない。俺たちがいたから少し大人しくしていたのだろう。
｢ね、分かったでしょ？出水くんと柚宇さん！弱くはないよ私は。｣
明るくて元気、だが、太刀川さんとは違いしっかり者そうだ。
｢太刀川、そろそろ要件を話せ。｣
｢あー…そうそう要件ね。｣
要件、つまり勧誘。こんな所で勧誘、しかも旧ボーダー隊員、A級隊員を勧誘なんてしたらこの場が大騒ぎになるに違いない。そんな事を思っているとAはじゃあさ、とトリガーを解除する。
｢私の部屋で話す？何かあるんでしょ？風間さん来ます？｣
｢この後何もないし、そうするか。｣
やはり只者じゃない。何を元に部屋で話すことを考えたのか。俺の顔にまた出ていた？それとも太刀川さんが言葉を少し濁したから？
同じ中学生なのに、全くオーラが違う感じがした。
風間さんと共に先を歩くAの後につきながら、太刀川さんは腕を頭の後ろで組む。
｢こりゃ、読まれてるな多分。｣
｢読まれてる？｣
迅さんが未来を読めるというのは聞いたことがあるが、それと同じようなものをAも持っているのだろうか。
｢SEってことですか…？｣
｢SEの一部ってところか？上手く言えないけど。｣
太刀川さんの答えにますます分からなくなり頭を抱える。
そんな俺に太刀川さんはわりぃわりぃと笑いかけた。
｢俺もそこまで詳しいことは知らねぇんだ。多分後で本人が直接教えてくれる筈だ。｣
角を曲がると１つの扉の前で風間さんとAは待っていた。
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
これから段々とAと周りの人の関係が分かっていくと思います！(多分)←
ラッキー隊員
加古望
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ワールドトリガー」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずポン酢(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！気に入ってもらえて嬉しいです！今後も作る予定ですが実はワートリ以外のアニメはあまり分からなくて…これを期に時間があれば観たいと思います。お気遣いありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年8月14日 0時) (
レス) id: db72870c64 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですもし他の作品を今後作る予定ならワールドトリガーの世界にトリップか転生したアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さいね (2017年8月13日 16時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆずポン酢 | 作成日時：2017年7月30日 0時
