ネタ収集所

メモ ページ17

｢学校つまんない｣とか、｢サボりたい｣とか、そんな悲しいコト言わないで！
私がどんなに強く願い望んでも手に入らなかったのが、普通の生活…
学校になんか行けなかったのに、１度も
真っ白な病室が私の世界の全てで、窓から見える楽しそうな皆がうらやましかったんだ…
学校に行きたかったよ…友達がほしかったよ…でも、
私は死んじゃったんだよ…！
だから、そんな私の前で、悲しくなるようなコトは……言わないで欲しいの…
お願い



ねぇ、先輩
貴方なら、答えてくれますか？
兄は、死に際僕に言いました
｢笑って生きろ｣と、笑顔で言いました
だから僕は自ら命を絶つことが出来ずにいます
けれど、生きるのは辛いこと……
僕は、過去も性別も感情も、何もかも捨てて生きてきました
…いえ、捨てたつもりで生きてきました
それが、最近…捨てたはずの感情が僕の"ナカ"で騒ぐのです
｢生きていて楽しいか？｣
そうは思えません
｢生きていて意味があるのか？｣
｢ある｣かどうかわかりません
……｢死んだほうが、マシじゃないか？｣
そうかもしれません…
と、いうより、そう、思ってしまうのです
ねぇ、先輩
貴方に問います
『僕は、生きていて良いのでしょうか？』


目の前で、車に轢かれた君
私をかばったせいだ…
動けない私の瞳には、血の赤だけが酷く鮮明に映っていた

まだ逝かないでよ
もっと一緒にいたい
ずっとずっと言いたかった｢好き｣の二文字
｢サヨナラ｣も言えない
こんなお別れは嫌だよ
もっともっと沢山君の声を聴いていたい
もっともっと沢山君に触れていたい
もしも、一つだけ願いが叶うのなら……
私の声を、全てを君にあげたいよ
もう一度だけでいいから
君に名前を呼んで欲しい、君の温もりが欲しい
お願い……!!


声が聞こえる、大好きだった君の声が
もう、二度と聞けない君の声
ー君の味方はだぁれ？ー
いないよ、そんなの
ーじゃあ、ボクがなってあげる！ー
いらないよ、そんなの
ーやだ！ボクがなりたいんだ！ー
…裏切らないでね
ー当たり前だよ！ー
ありがとう…
…懐かしいな、大好きだった君の声
もう一度私の名前を呼んで欲しい
なんて、ワガママだよね
君がもういないのは、全部、私の所為なんだから

メモ→←無題

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