君を探していた

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「宮田、たいしゅけ
遅れてごめん」

「渉、おそ...「横尾さん、えっ？
キタミツも一緒!?」

「よっ、宮田。…えーと、
初めまして、たいしゅけさん？」



何が…何が起こってるんだ。

この人は…


「もう、みつ！噛んだの！
みんなスルーしてくれるのに...
たいしゅけじゃなくて、太輔！
藤ヶ谷太輔だよ」

「あっ、藤ヶ谷さん、ね。
俺、北山宏光です。こんばんは」

「......。」

「ガヤさん？」

「ごめん、みつ。太輔、人見知りで」

「うん、いいよ。ここ、座っていい？」

俺の斜め前に座った、この人は、、

「聞いてる？」

「......はっ、はい。」

「フフッ、声ちっさ。よこーさん、
こっちで正解だったでしょ？」

「そうだね、いきなり大人数は
やめといてよかった」

「キタミツ、どーゆうこと？」

「いやさ、よこーさんが、
藤ヶ谷さんはよこーさんより
人見知りって言うから、
いきなり大人数でフットサルは
負担かなって」

「んで、みつがフットサルの
メンバーに自分がいなくても
みんな勝手にするし、って
言ってくれたから、太輔が会いたい
みつだけ呼んだの。」

太輔が会いたいみつだけ...

なんだよ、その誘い方。
俺、だいぶ恥ずかしい人じゃん。

北山...さん、すっごい俺見てるし、、

「ねっ、ねっ、なんで俺に
会いたかったの？？」

うっ、上目づかい//

目がキラキラし過ぎてる。

って、渉。。
会いたい理由言わずに
連れて来るって...

でも、この人は、、、


俺の探してた人だ。

だってもう、


顔が身体が熱い。

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