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Ki ページ10

あれ?ソファーで寝た気がする。

朝目が覚めると、ベッドにいて、

『いたっ。起きれんし』

起きようとすると、横に寝ている
大倉にガッチリ
ホールドされていた。

O:「起きたんか。
客より先に寝るってな。
運ぶの重かったで」

『いやいや、急に来たのお前だろ。
で、なんだよ、何でこんなに
近いんだよ』

O:「まぁ、ええやんか、
うちの抱き枕サイズやねん、
お前」

『遠回しに身長ディスるなよ。
起きるから離して』

O:「へいへい」

大倉は、優しい。
けど、最近は距離感がおかしい。

叶わない恋をしてるから
寂しい時や不安な時に
慰めてくれてるのかもしれない。

けど、こんな風に朝を迎えるのは
珍しいことではない。

だいたい泊まると横にいるし、
来客用の布団を敷いても朝は
抱きしめられている。

違和感を感じつつ、
ごちゃごちゃ、考えたくないから
眠らせてくれたことに、感謝する。

Ki→←O



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作者名:yuri | 作成日時:2017年6月13日 23時

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