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2:「あーあ、
みつとサウナ行きたかったのに」
『いやいや、撮影の合間に
サウナっておかしいでしょ』
2:「だって、今日は
ガヤがみつを占領してたから
サウナならみつと二人で話が
できるし」
『ガヤさん、そんなに宏光と
いたっけ?』
2:「いたよ、楽屋で二人きりだったし、
収録中もみつのことじーっと見てるし」
『まぁ、たまにはいいんじゃない。
ラジオの話もしたかったかもしれないし』
ニカは、いつも宏光の1番近くにいる。
距離も、考え方も、趣味も。
自然と似てきてるんだと思う。
お兄ちゃんを取られそうで
ぐずってる子供みたい。
俺は、
いつもはなんとなく距離がある
二人が
ぎこちないけど
近づこうとしていて
嬉しかった。
宏光は俺らの前では
しっかりした
お兄ちゃんだけど、
ガヤさんの前では
その反応に
一喜一憂していて、
寂しそうに見える時が多かったけど、
今日は
いちいち反応が新鮮で
可愛かった。
不思議な人。
30過ぎたおっさんなのに。
そのおっさんが
とっても気になるし、
笑顔でいて欲しいと思う。
みんな、
大好きなんだ、
俺も。
俺は頼れる兄貴って感覚だけど、
ニカはちょっと違うんだろうな。
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作者名:yuri | 作成日時:2017年6月13日 23時