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Ki ページ15
『えっ!?』
モヤモヤした気持ちを切り替えて
みんなと打ち合わせ、
俺もすぐ行かなきゃいけないけど
さすがに、ボサボサすぎて
少しでもなんとかしてから
楽屋を出よう…
と鏡の前でワックスをつけようと
していた。
だから楽屋に自分だけがいると
思っていた。
横から髪を触られて、
びっくりした。
F:「...フワフワ...
パーマの扱い、慣れてるから
俺のワックスの方がおさまりが
いいと思うけど」
『えっ、えっ、』
F:「テンパりすぎ。
ワックスつけてあげるよ。
打ち合わせ、遅れるだろ」
『…』
びっくりして、声が出なかった。
なんなら、髪を触られて、
一歩、藤ヶ谷から
距離を取ってしまった。。
なんで?今まで、
ってかさっきのさっきまで、
俺に興味なかったじゃん。
どうしたんだよ、、藤ヶ谷。
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作者名:yuri | 作成日時:2017年6月13日 23時