番外編 クレア様リク ページ39
ライトとコウとの絡み
ーーーーーー
「え〜！？レイジ君いないのぉ〜？」
「ざぁーんねん。レイジは、僕がマカロンばっかり注文するから怒ってどっか行っちゃった。」
「ルキ君も、ボンゴレビアンコはもう飽き飽きしたって怒っちゃった。」
コウは、ルキに余りにもしつこくボンゴレビアンコを注文するのでルキの怒りを買い、屋敷から放り出されてしまっていた。
しかし、空腹に耐えられずにいた所でユーマがコソッと
『逆巻ん家の次男に、作ってもらやぁイイじゃねえか。』
というアドバイスをし、コウは只今、逆巻の屋敷にいた。
「ユーマ君、君をこっそり屋敷に入れてあげようとはしなかったんだねぇ。」
「ルキ君に切れられるのは勘弁なんじゃないかな？ルキ君が怒ったら屋敷一つ吹き飛んじゃうくらい怖いから。」
「レイジも、ネチネチお説教するんだよねぇ〜、ま、オカン体質っていうのかなぁ？似てるよねぇ、そっちの長男とレイジは。」
「まあね。」
そんなこんなで、何気に仲の良いコウとライト。互いの厳しいオカン体質の兄弟について論評している最中、二人のお腹の音が空腹を伝えた。
「お腹がもうペコペコだよ〜。」
「もう、こうなったら作るしかないよね…自分達で。」
「ンフッ、レイジが帰ってきたら激怒するだろうけどねぇ〜。キッチンが爆発してるってさ。」
コウとライトは、笑いながらキッチンへ向かう。キッチンに近づくにつれて、だんだん甘い香りが匂ってきた。
「あれ？マードレ……？」
コウが見つけたのは、テーブルに伏せてスヤスヤ眠るAの姿だ。幸せそうに眠っているAの枕になっているのは、一枚の置き手紙だった。
「あれれぇ？これって、マミーが作ったのかなぁ？」
ライトが見つけたのは、テーブルにキチンと置いてあるボンゴレビアンコとマカロンだ。できたてのボンゴレビアンコからは、湯気が立っていた。
「んーっと、何々？『ライトもコウも、レイジとルキに頼ってばかりじゃなくて、もっとしっかりしなさい。反省したら、マカロンとボンゴレビアンコは食べて良し。』」
「ンフッ……さっすが、マミー。察知が早いねぇ〜。」
ライトは、ニコニコ笑いながらマカロンを口にする。
「いっただっきまぁーす！」
コウも、パァァっと笑ってボンゴレビアンコを頬張る。
「「美味しい…」」
ライトとコウは、Aの寝顔を見つめながら優しい声で呟いた。
「ありがとう、マミー。」
「ありがとう、マードレ。」
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もこ(プロフ) - 初コメ失礼しますね！私逆ハー大好物なので嬉しいです！ディアラバのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってくださいね！ (2023年4月16日 11時) (
レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
アイリーン - 月浪兄弟のカルラの一人称は【私】でシンは【オレ】です (2018年8月9日 16時) (レス) id: 1474bc4c9d (このIDを非表示/違反報告)
らぶりー - 私はクリスチャンではないのですが気になる部分があったので書き込みます。お祈りの「私も人を許します」の部分なのですが、まず許すではなく赦すです。そして神は人が人を赦すことを良しとしていません。そして皆ではなく御名です。 (2016年12月21日 19時) (レス) id: 5fe65dcde7 (このIDを非表示/違反報告)
柚流葉(プロフ) - 続編出来ました！これからもよろしくお願いします(^o^) (2016年1月12日 18時) (レス) id: 0b1b6bc3c3 (このIDを非表示/違反報告)
柚流葉(プロフ) - 瀬羅様 ありがとうございます！ (2016年1月12日 18時) (レス) id: 0b1b6bc3c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚流葉 | 作成日時：2015年3月10日 23時
