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サラサラの黒髪が揺れて、見かけによらず男らしい手は私の肩へ。がっしり掴んで離さない。
『…先輩？』
rbr「これコネシマのやんな！？」
『え、えと、』
近い、先輩近い。
rbr「コネシマ体育から帰ってきたとき半袖やったし、窓からAちゃん見てたら何か体操服のサイズ合ってないし！？もしかしてと思ったけど、…やっぱり！！」
私の肩をグラグラと揺らして熱弁する先輩。
…見事な推理ですねそれ。名探偵何とか君いけますよ。
rbr「Aちゃんやったら俺のでぴったりやろ。今度から俺のとこ借りに来てや？」
にへっ。と笑って、また私の頭を撫でて帰っていった。
『先輩ってずるいですよね』
kn「それ本人に言えや。」
『できないからコネちゃんに言ってるんでしょ！？』
昼休み、長袖を返しに行ったついでに恋愛相談。意外と真剣に話を聞いてくれてる。
『はぁ〜〜〜〜、』
調理実習で作ったお菓子は私以外受け取らないとか、何気ないことでも笑ってくれるとか、意外とメールでは絵文字を使わないとか、そういうの全部、
『…好きだなぁ。』
ため息と混じって出た言葉。先輩の前で直接言えたらどんなにいいか。言えないし結果を聞くのも怖いけど。
kn「…そっちこそ本人に言うた方がええ、って、」
俯いてる私に影がかかる。
・
・
rbr「誰が好きなん？Aちゃんっ。」
・
・
『ロボロ、先輩…』
なぜだろう、今の先輩は私より大きく見える。ぐっと見下ろされて顔に熱が集まる。
rbr「…好きな人居るとか初耳やねんけど、」
『言ってませんし』
貴方だから言えませんし、
rbr「まさかこいつ！？」
『コネちゃんじゃない！』
だからロボロ先輩なんだって、
『いつも優しくて、私だけなんじゃないかって自惚れちゃうときもあって。けど彼は無意識で気付いてなくて、っ、この前だってジャージ借りただけなのに俺の方がいい、って言っちゃう人で、』
止まらない、先輩の良いところ、好きなところが。
rbr「Aちゃん、」
・
―――――「もしかしてAちゃんの好きな人って、俺？」
真っ赤な顔で頷けば唇に柔らかい感触と、甘い匂いが広がった。
えっ、
rbr「……両想いの印っ。」
妖しく微笑んで、今度は音を立ててキスされた。
rbr「か―わいっ。」
立ち尽くす私と行ってしまった先輩。
kn「…あいつ結構変態やで」
『…はぁ―――好き。』
寒い体温が、一気に急上昇した。
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小雨 - あけましておめでとうございます。本当にお二人の小説は終始発狂しつつ読ましていただいております、ええ。相変わらずぐるちゃんは可愛いと。この人にならプリンあげてもいい (2019年1月2日 23時) (
レス) id: be8669dcb5 (このIDを非表示/違反報告)
眠猫(プロフ) - 小雨さん» 遅くなってしまいすみません！！ありがとうございます！！そう言っていただけて嬉しいです！素人が小説を投稿するのは色々悩んだりするのですっごく励みになります、本当にありがとうございます！！ (2019年1月2日 9時) (レス) id: 6df2bbbd20 (このIDを非表示/違反報告)
かわ(プロフ) - 小雨さん» メガネさん無事でよかったです…！！年末年始どちらも暇なんでね更新するしかないですよ…ほんと、多分ですけど。大好きなんて言って貰えて本当に嬉しいです！コメントしてくださるだけでも凄く嬉しいので！ (2019年1月1日 15時) (レス) id: a51cde5cd0 (このIDを非表示/違反報告)
小雨 - 待って今気づいた、お二人はだい好きな作品かいてる人だったわ、そんな人からコメント返信してもらったとかやばいな... (2018年12月31日 21時) (レス) id: be8669dcb5 (このIDを非表示/違反報告)
小雨 - メガネは無事です！年末も素敵な作品ありがとうございます(年始も期待) ちなみにコーヒーは飲めません(どーでもいい) (2018年12月31日 15時) (レス) id: be8669dcb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@眠猫。 x他1人 | 作成日時：2018年12月4日 18時
