私が乱藤四郎役でらぶフェスに出る件について

ご飯という名の親睦会まだまだ続く！ ページ29

A視点ー

最後の席替えは、まりくんも席替えをしてしまったので、隣にひろくんと横田さん
前にspiさんと財木さんと太田さんが座った。

A「今度は三百年…」
横田「改めまして、物吉貞宗役の横田龍儀です！」
spi「蜻蛉切役のspiです」
財木「大倶利伽羅役の財木琢磨ですっ！」
太田「千子村正役の太田基裕です」

この人が…

A「千子村正…」
荒木「Aちゃん？どうかした？」
A「ぇっ？
あ、ううん。何でもない」

私が役に憑依してた時に覆いかぶさってしまった人で、事故チューしてしまった人…！！
ど、どうしよう。
思い出したらめちゃくちゃ恥ずかしいやつだ！

A「……」

そっと太田さんを盗み見たつもりが
思いっきり目が合ってしまった

A「っ！？」

慌てて視線を逸らすが、あからさま過ぎたかもしれない…

というか、思い出したのもそうだけど
何でだろ、胸がドキドキしてる…

A「……？」

なんだこれ、こんなの知らない…
アザミさんに相談だな。

荒木「Aちゃん？
ぼーっとしてるけど大丈夫？」
横田「どこか具合でも？」
spi「え、具合悪いの？」
A「だ、大丈夫です！
すみません！！」
財木「良かった！
俺、Aちゃんが役に憑依してた時
話せなかったから、今たくさん話そ！」
A「は、はい！
是非！」

頷いて前を見たら太田さんと目が合う
それだけの事なのに酷く顔が熱くて胸がドキドキして、まるで自分の体じゃないみたい…

A「ちょっと外の空気吸ってきますね！」

そう言って私は外に出た。
太田さんが追いかけてきてるなんて知らずに。

ーーーーーーーーー
番外編のお気に入り登録ありがとうございます！
先程、また更新したので良ければご覧下さい！
作者からでした

外の空気→←作者から番外編についてのお知らせ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す