笑顔を64つ ページ17
翌日合宿2日目
AM5:30
「お早う諸君」
早すぎて寝癖がついたまま来てしまった
「本日から本格的に強化合宿を始める
今合宿の目的は全員の強化及びそれによる仮免の取得」
仮免か…やっとヒーローに近付ける…
先生が爆豪に体力テストのボールを投げた
「前回の…入学直後の記録は705.2m…どんだけ伸びてるかな」
なるほど、成長具合か
色々あったし絶対伸びてるんじゃない？
「んじゃよっこら…くたばれ！！」
物凄い爆風と物騒な言葉と共にボールが遠くに飛んだ
「709.6m」
あれ？思ったより伸びてない
「約3ヶ月間様々な経験を経て確かに君らは成長している
だがそれはあくまでも精神面や技術面、あとは多少の体力的な成長がメインで"個性"そのものは今見た通りでそこまで成長していない。だから＿
今日から君らの"個性"を伸ばす
死ぬ程キツイがくれぐれも…死なないように＿…」
そう言って先生は怪しく笑った
＿＿＿＿＿＿＿
やる事はただ1つ
限界突破
私は遠く離れた所で最大氷壁を繰り出し、それを破壊してはまた繰り出しての繰り返しだ
それによって氷をもっと操れるようになる事、もっと氷を大きく作れるようになる事寒さにも耐えられる体を作る試み…らしい
寒すぎて死にそうだ
死ぬんじゃないかと何回も思ったけど中々人間って死ねないらしい
＿＿＿＿＿＿＿PM4:00
「A、生きてる？…って髪まで真っ白じゃん！？轟ー！轟来てー！」
「三奈…平気だよ…焦凍に迷惑だしいいよ…」
「でも凍死しそうになってるよ？！」
大丈夫だと言うように無理やり立ち上がる
「で、ピクシーボブ達なんて？」
「カレー作れだってさ」
「おお…」
皆キツイって
鬼ですか？鬼か…
キッチンに立つと少ない熱で髪の毛に降りていた霜が少しづつ溶けていく
この状態で包丁もったらかじかんで自分の指切りそう
ご飯炊く所に行くか
「おい、A」
「え、うわぁ」
突然、腕を引っ張られ後ろに体重が乗っかる
そのままコケるかと思ったが誰かに支えられた
「焦凍…？」
「フラフラしすぎだ。そんなんで料理したら死ぬぞお前」
「…ごめん」
多分だけど、三奈から聞いたのだろう
左側で私を温めてくれている
「でも焦凍もキツイでしょ？私なら大丈夫だから…」
「嫌だ。俺は離さねぇから」
謎にどくどくと心臓が鳴っている
久しぶりに焦凍に抱きしめられた
「あのさ、A…合宿終わったら話したい事があるんだ」
「…うん、何でも聞くよ」
「…ありがとな」
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月亜(プロフ) - あるじゃんさん» 話数がギリギリだったので無理やり終わらせたんです(小声)ですが番外編なども考えていたのでこれからの雄英生活も書いていこうと思います！コメントありがとうございました (2020年4月13日 8時) (
レス) id: 6aa5747d2c (このIDを非表示/違反報告)
あるじゃん(プロフ) - 終わり.....っぽいですかね....?すごく面白かったです！まだまだ原作沿いで轟くんとの雄英生活を見ていきたいです！頑張ってください！ (2020年4月13日 3時) (レス) id: 99f9589e9d (このIDを非表示/違反報告)
いちご - とても面白いです！これからも頑張ってください (2020年3月26日 16時) (レス) id: fdffda99bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月亜 | 作成日時：2020年3月13日 11時
