マイクラ人狼�� ページ38
今のところ黒陣営は誰も欠けてはない。ならこのまま私が暴れてヘイトを稼ぐのが最善だろう。
そろそろとスニークを使いつつ辺りを窺い、人目に付きづらい路地へ入ったところでロボロさんと鉢合わせた。
『あ、ロボロさんだ』
rb「嘘ぉ！あ、やば。ほんとだ」
『ロボロさん待ってー』
rb「待ちませーん」
ut「なんかあの2人緩ない？」
やはりロボロさんはPSが高い。標準を定めないように動くことに慣れているのだろう。
『うわっ危ないじゃないですか！』
rb「先に撃ってきたのはそっちでしょぉ」
『危ないことする子はきちんと躾しないと』
ut「おこめちゃんが言うとめちゃめちゃえろいな！」
zm「童貞にはキツいんちゃうかロボロォ！www」
rb「うっさいわお前ら！あっ！！」
『ふーんロボロさん美味しい！』
em「マジか！？」
ut「ナイスゥ〜！」
『一度このセリフ言ってみたかったのでよかったです』
tn「呑気やなぁ…」
ロボロさんとの撃ち合いを何とか制した。これで私は3キル。恐らくトントンさんがシャオロンさんを殺したのだろう。残る白陣営はエーミールさん、ショッピさんにゾムさんか。
zm「この感じ黒死んでへんよな？え、霊媒使う？」
shp「確かにな…でもそろそろ使っとかな勿体なくないです？」
『コネシマさん黒ですよ』
em「いやいやちゃうやろ」
狂人としてかなり働いたと思うし、そろそろ死にそうな予感がする。最後にもう1人くらい減らしておきたいが、さすがに警戒されているから難しいだろう。
偶然遭遇したトントンさんに盾を渡し、建物の上を目指す。見つかってもいいから誰か1人、減らしてやる。
スルスルとツタを伝って屋上へ登る。すると別の建物の屋上にいたゾムさんに見つかってしまった。
zm「おこめがいたぜ！」
shp「え、どこっすか」
zm「えーどこだ、屋上！」
『うわっうわ、ひゃ〜死ぬ死ぬ』
zm「どうしたオラオラオラァ」
お互いに飛び跳ねながら矢を撃ちまくる。ヒュンヒュンと私スレスレに矢が飛んできて、さすがのPSの高さを思い知った。
けれど素直に負けてなんてやるものか。
建物の壁に身を隠し、一瞬の隙をついて狙撃する。私の矢はきれいな放物線を描きゾムさんに刺さった。
はずだった。
zm「ふーん甘いぜ！」
『え゛っトーテｯ』
確かに矢が刺さったが、倒れるはずのゾムさんに代わりトーテムが砕ける。
当たったと確信したことで油断してしまった私は、そのままゾムさんの矢に撃ち抜かれて死んだ。
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エツリ - 描写が細かくて好き!!頑張ってください！ (2021年1月19日 21時) (
レス) id: e6d62c8537 (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - ア"ッ"すこです..._(:3」┌)_ (2020年12月10日 18時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - 更新きたーーーーーー(ﾟ∀ﾟ 三 ﾟ∀ﾟ) (2020年12月9日 8時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - 友達にこれ凄くいいよって言ったら友達も見ててお気に入り登録済みで笑った。 (2020年12月6日 20時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
yuramatu0524(プロフ) - めっちゃおもろいw我々ださん型のセリフが想像つくぐらい関西弁上手！これからも頑張ってください！ (2020年12月5日 2時) (レス) id: e66444f48b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚里 | 作成日時：2020年11月23日 14時
