脅威さんは彼女にベタベタらしいっすよ？【zm】【w.r.w.r.d!】

１５話目 ページ19

へーいやって来ましたよ！我々高校！
今日から華のJK☆
正直、知り合いもいない訳では無いけど……
どうせあいつはすぐ友達できるから。
友達なんてそんなにできるもんじゃない。
私まじかぁ……クラスでぼっち確定か？！


「ふぅ……」


何とか終えた入学式。
クラスの顔面偏差値高すぎて私は
ついていけてない。
隣の人も顔面偏差値高い……

確か……鳥井希…って言ってたっけ？
初日から生徒会長なる人に話しかけられていた。
そんな権力の持ち主なのか……
関わらないようにしなくちゃ…


zm「……栗川さん。」

「はい？」

zm「今日から3年間、よろしくなっ！」


ニコッと笑う鳥井君。
太陽のような微笑みに私は圧倒された。
まるで陰と陽ね……w
挨拶したあと、すぐさまシャオちゃんの
元に行ってしまった。
シャオちゃん、鳥井君と仲良かったんだ。
はっやいな……仲良くなるのが！

それからというもの、
何にもなく日常が過ぎていった。
部活動決めの時に、シャオちゃんが、


sho「お前なに入りたいん？」

「なんでもいいかな……部活とかめんどくさい…」

sho「んじゃあなんかのマネージャーやれば？」

「マネージャー…？」

sho「そう。サッカー部、野球部、テニス、剣道…
マネやりたくなかったらAは
茶道、華道とかええんちゃう？」


自分で生け花とかやるのか、
みんなの役に立って行動するのか…
鳥井君は何部はいるんだろ…
サッカー、テニス……どんな競技でも
難無くこなせそう。
未だに席替えをしないうちのクラス。
だからまだ鳥井君の隣だ。


「んー考えとくよ。」


そんなこと言っても内心では
　"鳥井君がなんの部活に入るかで決めよう"
なんて思っていた
唯一知ってる人だから。
その人と一緒に３年間部活やりたいじゃん？w

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