36話目 ページ42
来週の日曜日＿＿＿＿
shp side
今日、Aさんに呼ばれた日
先週、会ったっきり会ってはいなかった。
◇◇文具株式会社との
共同開発文具のグループからは俺は抜けた。
この状態では仕事に身が入らないと思って抜けた。
コネシマさんからはお前らしくないなんて
言われる始末。俺らしいってなんやろうな……
「あ…着いちゃった……」
話し合いの場とされたのは彼女の家。
ピーンポーンと今のこの沈んだ空気とは真反対な
軽快な機会音楽が流れた。
ｶﾞﾁｬ
tn「……入ってや。」
「…お邪魔します……」
あれからトントンさんとは会っていない。
なんかギクシャクするというのもあるし、
仕事を忙しくして会わなかった
家の中に入ると、張り詰めた空気。
A「豚平さん……ちょっと別室
行ってもらってもええ？」
tn「なんかあったら言うんやで？」
A「うん。ありがとう」
そう言ってトントンさんは別室に行ったらしい。
何を話されるんだろうか。
もう会いたくないとか言われるんやろうか。
A「…松川翔さん……」
「……ん？なんや？？」
A「別れて少し…後悔しかないの。
私、後悔しかないんだ。」
「うん。」
A「辛くて、なんかが消えた気がして
ぽっかりと穴が空いたみたいで。
豚平さんに言われたの。
後悔するならもう一度惚れればええやろ。って。」
「っ……うん…」
A「何も出来ない、無能かもしれない。
こんな身体だし、大変かもしれない。
でも、私はまだ松川君が……翔君が好き……」
「ｸﾞｽｯ……うん…A……さん…A…」
A「……ん？」
「俺もAが好き…大好き……
また付き合ってくれませんか…？
今度は離さへんから…！」
A「勿論……！」
気づいたら泣いてて、
また付き合うことになった。
今度は絶対離さんから。
何があっても俺が守ったるから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
tn side
shp 「俺もAが好き…大好き……
また付き合ってくれませんか…？
今度は離さへんから…！」
まだそうだろうな。それが正しいんだもん。
そばにいるだけでええ。
俺に恋心が向かなくたってええ。
だからせめて、そばにいて
一緒に笑ってくれへん……？
tn「楽しかったよ……
Aといる全てが。
だからこれからもそばにいさせてな…
翔とお幸せに＿＿＿＿」
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すみれいん(プロフ) - 完結していない作品、ゆっくりで大丈夫ですよ。急がすやりたい時になって下さい！その間は他の作品を見直すという事ができるので！いいお話達をありがとうございます！！ (2020年8月25日 14時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
白雪siroyuki(プロフ) - 黒猫さん» 神様なんて滅相もない！ありがとうございます！ (2020年5月22日 8時) (レス) id: 9274b8e3eb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 見てたら泣けてきました。やっぱり神様は神様ですね！他作品の更新待ってます。体調を崩さないように頑張ってください。 (2020年5月22日 0時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
白雪siroyuki(プロフ) - すみれいんさん» ありがとうございます(●´▽`●) (2020年5月18日 21時) (レス) id: 9274b8e3eb (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 白雪siroyukiさん» お返事が遅くなってしまいました。すいませんoyz お話の感想を書くと読んだ作品全てにしてしまうのですが…もうまとめて一言にすると大好きです！！ (2020年5月18日 19時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬぅくん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年3月21日 22時
