34話目 ページ40
zm side
着信音がなって液晶を見てみると
松川翔の文字。
なんかA関連であったのではないかと
思った俺はスマホを耳に当て声を発した
「どないしてん。……ほぉ？
それは良かったやん。
Aがまた惚れるとええな。
…トントン？あー、
言わんといた方がええやつやな。
わかったで。言わんとく。
うん。じゃあな」
もう一度好きにさせる…か……
かっこいいこと言うな……
だからAも惚れんねん。
1度好きになった人を簡単に忘れることなんて
できるわけがないやろ…？
Aにとってショッピ君は
そういう存在なんやで？
あーぁ…ショッピ君の立場が俺だったら
Aにこんな苦しくて辛い思い
させんかったかもしれへんのにな…
なんて……高校の頃からずーっと思っとった。
正直一目惚れで始まった高校生活。
一つ下に可愛い後輩がいるって
シッマに言われて見に行ったんだっけ…
一生懸命バスケをしてる彼女に一目惚れした。
俺に惚れへんかなぁって思ってたんだけど
卒業して、連絡先も交換せずに終わった
この恋、普通に終わると思っとったんやけどな…
大学に行って、以外に文房具に興味持って
行き着いた先が今の会社。
まさか、同期になるとは思わんかった。
これで俺にもチャンスがある！なんて
思ってたんやけど……
「現実は…厳しいな……」
俺の恋も儚く散って
応援しなければいけない立場
俺だって辛いよ。苦しいよ。
こんな恋、諦めたいよ…
諦めて楽になりたいよ……
同期を好きで何が悪いん…？
神様は、同期と恋人になることすら
許しはしなかった。
お前は応援する立場に回れと。
「好き……だったんやよ…A……」
頬を伝った数滴の涙
好きだったよ…なんて嘘
いまだって、これからだって好き。
だけど……だけど……
「今は我慢しんと行かんよね…」
Aの信頼を踏み躙らないように。
俺は応援する立場に回るんや。
好きだったよA。
今までも、これからも＿＿＿＿
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すみれいん(プロフ) - 完結していない作品、ゆっくりで大丈夫ですよ。急がすやりたい時になって下さい！その間は他の作品を見直すという事ができるので！いいお話達をありがとうございます！！ (2020年8月25日 14時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
白雪siroyuki(プロフ) - 黒猫さん» 神様なんて滅相もない！ありがとうございます！ (2020年5月22日 8時) (レス) id: 9274b8e3eb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 見てたら泣けてきました。やっぱり神様は神様ですね！他作品の更新待ってます。体調を崩さないように頑張ってください。 (2020年5月22日 0時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
白雪siroyuki(プロフ) - すみれいんさん» ありがとうございます(●´▽`●) (2020年5月18日 21時) (レス) id: 9274b8e3eb (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 白雪siroyukiさん» お返事が遅くなってしまいました。すいませんoyz お話の感想を書くと読んだ作品全てにしてしまうのですが…もうまとめて一言にすると大好きです！！ (2020年5月18日 19時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬぅくん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年3月21日 22時
