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有料のコインロッカーに野薔薇と私の荷物を詰め込み、扉を閉める。手ぶらになった私たちは男性陣三人に向く治った。

「そんじゃあ、改めて。」

五条悟と名乗った男性は私と野薔薇を、見て?声をかけた。自己紹介をしようということらしい。

最初に口を開いたのは野薔薇だった。

「釘崎野薔薇。喜べ男子。紅一点よ。こっちは二点目。」

野薔薇が私に視線を遣すと同時に、向かい側に立つ男性陣の目も私に向く。

「こ、小松A、です。」

集まった視線にぞっとして、強張った顔を見られないように早口で名前を告げ、頭を下げる。ぼそ、っと「ジェニファー・ローレンス。」と聞こえた気がしたが気のせいだろうか。

ゆっくりと頭を上げると、目があった明るい髪色の男の子がハッとして、自己紹介を始めてくれた。

「お、俺、虎杖悠仁!仙台から。」

「伏黒恵。」

二人の短い自己紹介を受け、私は二人に会釈をした。一方の野薔薇はまだ二人を見定めているのだろう、ジト目で二人を見つめていた。

ようやく口を開いたと思ったら、野薔薇はため息を吐いて「私ってつくづく環境に恵まれないのね。」と呟いた。

野薔薇は東京に夢を抱きすぎでは、なんて心の中で考えていると伏黒と名乗った男子生徒が先生に「これからどっか行くんですか」、と声をかけた。

その問いかけに、先生はふふふと笑った。

「せっかく一年が四人揃ったんだ。しかもそのうち三人は、お登りさんときてる。いくでしょ?東京観光。」

無駄にいい声でそう告げる先生。東京観光、という言葉に野薔薇と虎杖君は素早く反応した。

早速二人はTDLにいきたいだとか、中華街に行きたいだとかと言い出した。どちらも東京ではない県にあるらしいけれど、地理に疎い私はいまいちついていけない。人が少ないところがいいなー、と考えていると先生は「それでは、行き先を発表します。」といった。

野薔薇と虎杖くんがその場に跪く。ワンテンポ遅れて私も野薔薇の横で跪いたが、よく見ると伏黒くんはそうしていない。もしかしなくてもこれは跪かなくても良かったやつでは。

先生は口を開くと、声高々に地名を発表した。

「六!本!木!」

ろっぽんぎ、という地名を聞いて野薔薇と虎杖くんは顔を見合わせて喜び合っていた。しかし、たどり着いた六本木で私たちが向かったのは、観光地とは思えない廃ビルだった。

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柑橘(プロフ) - 尊都さん» ご指摘ありがとうございます!変更させていただきました。またなにかお気づきの点があればコメントください。 (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - 稔米さん» ありがとうございます!五条先生とはギスギスして欲しいのでこのまま緩くやっていきたいです。 (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - わかたくさん» ありがとうございます。更新頑張ります! (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 五条先生ってみんな下の名前じゃありませんでした? (11月26日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
稔米 - 好き過ぎます!なんかこれから色んな事実が発覚してくのかなーと楽しみにしておりマス!私は五条さんとの絡みが好きです!なんか甘々じゃない感じの…w (11月25日 22時) (レス) id: 861890d0d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柑橘 | 作成日時:2020年11月24日 1時

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