3年Z組が苦手です【沖田総悟】

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銀「あ、言い忘れてたけど今日国語係、放課後居残りなー」



「可哀想に……国語係。






…いや、私だよ」



沖「1人でつまんねー事してんじゃねェや」




聞かれてたか


隣で頬杖つきながら私を見てくる沖田くん


てかそろそろ“くん”呼びめんどくさい。沖田でいいか



「お昼は楽しかった？」


沖「他人事(ひとごと)みてーに言いやがって」



だって本当に本当は他人事だもん



「聞くまでもないか。楽しかったんだね」



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ーーーー…



そして訪れた放課後




銀八、私、沖田の3人で教室に居残り


修学旅行のしおりにホチキスを留めてる




銀「修学旅行、夏前に行くからなー、結構もうすぐなんだぞー、あっという間だぞー」


沖「しかもこれ…一泊二日でデズニーランド、シーって…コレまじですかィ」


銀「そうだぞ、3年最後だから夢の国に行かせてやりたいって校長が言っててよー、すげェだろ？」


沖「貸し切りですかィ？」


銀「さすがにそれはねェけど、空(す)いてるとみた。あ、ちなみに行動班、今の班だからな」


沖「っつー事は…俺、柏木、メガネ、近藤さん、堺、柏木の前の席にいる真面目そうな女の6人か」


銀「まとめ役と暴れ役がいるな、その班」



「うん、夢の国楽しみだよ。それはわかったよ、最後の修学旅行楽しみだよ。それもわかった。同じ班なのもわかったからさ、








作業しろや、2人とも」



さっきからずーっと1人で懸命にホチキス留めてるんですけど。泣くよ



銀「ほらー、早くしろー」


「いや、先生もやれや」


沖「あんまりうるせェとその口塞ぐぞ




…キスで」


「へ？何て言った？」


沖「ホチキスで。」


「怖い。何この2人怖い」


銀「まー、まだ浮かれんなよ、その前にテストあるからな」


沖「げっ」


「げっ」



テスト、すごく苦手だ

私勉強より運動派の人間だから

テストは嫌い


銀「柏木、赤点取ったら保健の実技、先生自身で教えてやるからなー」


「なんでアンタ教師やれてんの」

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