3年Z組が苦手です【沖田総悟】

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次の日


ふう、と一旦ため息をついてから


教室のドアをあけた



なんかもう、どうにでもなーれ！的な感情が芽生えてきた




教室を見渡せば


ちらほらと何人かの生徒がいた


今日は割と早く来たみたいだ



…



もう一度ちゃんと教室の生徒を見渡してみたら、



…あの怖いグループの男子が多かった



そういえばこの人たち、ほとんど剣道部や…




朝練なのかな？ 熱心だね、剣道部。



…




なんか沖田くんとかに凝視されたけど


恐る恐る自分の席に座る




と、



後ろのめがねくんが



新「あのー…柏木さん」



柏木、間違いなく私



「はい、なんでしょう？」



すると眼鏡くんはちょっと驚いた表情をしてから、



新「その…柏木さんの机に、昨日貰った手紙とかまとめて置きましたよ」


…と。




え、この子が？



え、なに優しい



なにそれ、優しいじゃんか！！



「ありがとうございやす！！」



と、お礼を言うと更に驚いた表情



新「柏木さんって…一体どんなキャラ…



まで口にすると、



ずっとその様子を見ていた沖田くんが口を開く



沖「興味がねぇ男にはこびうらねーってかィ？」



…ん？


媚び？


…



！！



あー！！


そういえばこの人たち達の中では…


ぶりっ子みたいなキャラだと思われてんだっけ……




「あ、ははは、そういえば…そんなキャラ…でしたね」




不思議そうにみる眼鏡くんと、

は？という顔でみる沖田くん



「いや、あの、あのキャラは忘れてくれ！」



…忘れて“くれ”ってなんだよ〜…男かよ〜…


なんかもう思ってもみないことどんどん口に出してしまう

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