英斗総合病院。２

☆カルテ10~高熱 ページ6

英斗総合病院：内科
担当：大倉Dr. ＆ 丸山Ns.

☆*伊野尾凜葵*さんリクです。


――――――――――――――――――


あなたside




(……38.3℃…………)


起きた瞬間から身体がしんどくて
熱をはかってみたらこの数字。


喉も痛いし頭もガンガンする…。


「おかーさん……風邪ひいた……。」


母「あら、珍しい(笑)

しばらくひいてなかったのにねぇ。

どうする？病院行こうか？」


「んーん……いい…………。

家で寝てる……。」


病院なんて大嫌いな場所
絶対行かないもん…。


お母さんは仕事に行ってしまい、
その日は1日中部屋で寝てた。


食欲もなく水分も取っていなかった私は
夜になると目に見えて悪化していた。


仕事から帰ってきたお母さんは
私の悪化具合にびっくりして
強制的に病院へ…。


まだ夜間診療の時間ではないものの、
病院内はかなり空いていた。


お母さんに支えられないと
立ってることもままならない私を見て
すぐに看護師さんが駆けつけてきた。


丸「どないしたんですか？！」


母「朝から熱あったみたいで…

私が仕事から帰ったら朝より悪化してて…

この子病院嫌いで行きたがらないから^^;」


私の代わりにお母さんが説明してくれる。


最後の一言は余計だよ…。


丸「そうですか〜^^;

しんどいなぁ〜すぐ先生に診てもらおな？

お母さんはここで待っててもらっても

ええですか？」


母「はい…よろしくお願いします。」


丸「よし、ほなあっちのお部屋行こ？

ゆっくりでええからなぁ〜」


看護師さんが肩を支えてくれて
ふらふらしながらゆっくり歩く。


何個かある診察室のうちの1つに入ると
ベッドに横になるように言われた。


丸「毛布掛けとくな。寒くない？」


「……(ｺｸﾝ)…………(涙)」


丸「すぐ先生来てくれるからな！

ちょっと待っててや？」


看護師さんは私の頭にぽんっ、と
手をのせてそう言うと
診察室から出て行ってしまった。


大嫌いな病院の診察室に１人ぼっちで
すごく心細くて怖くて…。


逃げ出したいのに熱でしんどくて
動けないし…。


泣きたくないのに
目からは涙が溢れてきた。









※メリークリスマス！！ですねっ(笑)

皆さんいかがお過ごしでしょうか…。

私は今日も明日も普通に仕事なので
クリスマス感ゼロです(笑)

今年はまだ全然雪が積もってなくて
その分いつかドカッと大雪がきそうで
怖いです(´・ω・`)笑


皆様、素敵なクリスマスを(^o^)

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキー∞ソング♪

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