23話 * ページ24
｢とりあえず、今日のルールな。
授業中は俺がコイツを預かる。あと、教室の外には出すなよ。クラスメイトの奴ら以外に知られないようにする事。｣
｢はい！わかりました！｣
｢あー、それとコイツのメシはあるのか？｣
｢ないです。家にお留守番のはずだったんで、家に用意してあるままです｣
｢.......まぁ、それも俺が何とかしてやるよ｣
｢え！先生ほんとですか！｣
惚れそうな程優しい相澤先生。いや、猫好きだから、猫のためにやっているのだろうけど。
早くも懐いて、相澤先生の腕の中にいる子猫。笑顔でありがとうございます！と言うと、ため息をついて教室に戻れと、背中を押される。
｢俺がちゃんと見とくから心配するな。ちゃんと授業集中しろよ｣
相澤先生はそう言って、私の頭をクシャッと撫でた。そして私は、相澤先生の腕の中でみゃあ、と鳴いた子猫にバイバイして教室へと戻った。
__________
｢おいおい、どうしたイレイザー！なんで子猫がいるんだ？｣
｢あら？なんで子猫がいるのかしら？｣
｢相澤くんが子猫を連れている...！なんだか不思議な組み合わせだね｣
｢佐伯が間違えて連れてきたですよ.....｣
｢おぉやるな佐伯少女も！！それにしても相澤くん猫好きなのかな？随分、佐伯少女に甘いじゃないか！それとも、｣
｢おぉ！！イレイザーそうなのか？｣
｢やめてください、オールマイトさん。俺はオールマイトさんのようにお気に入りの生徒なんてつくりませんから、｣
｢ふふっ、佐伯少女可愛いものねぇ。私のものにしたいわ｣
｢ミッドナイトさんまで....｣
｢フゥー！なんか意外だぜイレイザー！｣
｢マイクうるさい。お前、昨日仕事せず帰っただろ。早く終わらせろ｣
｢ンン、シヴィーーーー！！！｣
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ミルフィーユ - 終わりなんですか...？悲しいですが、すっごくほっこりするお話でした。 (2020年7月3日 19時) (
レス) id: 9176ab7d5f (このIDを非表示/違反報告)
あるじゃん(プロフ) - りるるさん» コメントありがとうございます！大変励みになります...！頑張ります！ (2020年6月1日 2時) (レス) id: 99f9589e9d (このIDを非表示/違反報告)
りるる(プロフ) - 尊い(*´∇｀*)応援してます！！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: 335947b1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるじゃん | 作成日時：2020年4月17日 0時
