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及川「…うるさいな…」
及川にしては低い声で言われれば、茜の肩がビクッと揺れた。
及川「そーだよ俺はお前が嫌いだよ！特に軽い気持ちで「バレーやめる〜」とか言うところがね！
すげー無茶振りトスでうちのブロックほとんどフりやがった癖にさ…しかもドンピシャ！！ほんっとMU！KA！TSU！KU！！！」
貴「！？！？」
金田一「…何かあったんスか？」
松川「去年の白鳥沢戦でさ、何回レシーブ乱しても全部完璧なトスにして返されてキレてんの」
花巻「思い出しギレw……でも確かにあれはヤバかった」
及川「流石No.1セッターって感じだったのにサ。どーしたよ、何で転校してきたの、何でバレーやめんの」
貴「転校は、…親の転勤」
及川「見え見えの嘘つくなよ！？こんな近いとこに転校してきたって＿」
貴「で、バレー、やめんのは…
バレー、嫌になった」
震える声でそう言ってから、同じく震える息を吐いて。そばの長机に突っ伏してしまった。
”バレーが嫌になった“。
コイツの口から一番聞きたくなかった言葉だ。
それでも心のそこから怒りが沸いてこないのは、その言葉が嘘だとわかっているから。
突っ伏したきり黙ってしまった茜を横目に皆を見ると、皆も気づいているらしかった。
…沈黙を破るように、及川が言った。
及川「ウシワカちゃんは承知したわけ？おまえ相棒でしょ」
いきなり核心を突きやがった。
茜は机に突っ伏したまま、消え入りそうな声で「しらない…」と答えた。
その答えが気に入らなかったのか、及川が舌打ちした。
そして、つい先程まで茜が入ってきたらどうしようとかいって喚いていたくせに、偉そうに腕を組んで言った。
及川「とにかく！このままやめられんのはなんか癪だからさ、男バレ入れよ」
貴「無理」
＿即答だった。
及川「あンのなァ…！！！」
及川が額に、バキバキと青筋を浮かべる。
貴「ごめん…」
ゆっくりと顔を上げた茜は、泣きはらしたように目尻を紅く染めていた。
ギョッとした。
及川「え、…なんで、泣いてンの…」
ゆっくりと立ちあがり、フラフラとドアの前へ。
貴「ッ今日は帰る、ごめん…！」
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夏魚 - 花巻マッキー貴大で吹いたw (2022年3月13日 9時) (
レス) @page15 id: 1abf611fda (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - つつきるさん» えーそうなんですか！そんなときは…どうすればいいんでしょう(ﾟωﾟ) (2022年1月1日 23時) (レス) id: fc096b4a64 (このIDを非表示/違反報告)
つつきる - ヤバい俺の名前も茜だ、、。茜茜になったわ（笑） (2021年12月8日 19時) (レス) @page1 id: f14a78fd1c (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 如月さん» まじですかwそ、その人にバレませんように(？)((ﾟ□ﾟ;)) (2020年9月26日 18時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - やべぇマネージャーの名前w知り合いにいるw (2020年9月23日 23時) (レス) id: e103ce8776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蟹江 | 作成日時：2020年5月22日 17時
