火曜日の目覚め ページ5
合同合宿二日目＿早朝
黒尾side
「早いな黒尾！」
『おはざーす』
俺が顔を洗っていると、珍しく一人な木兎が来た。
『皆は？もう食堂集合時間30分前だぞ』
「猿と小見が起きてる。そっちは？」
『爆睡。ウチ俺以外全員寝起き悪いんだよね』
木兎が「猫は夜行性だからな」と云って笑っている。
フクロウもだろうよ！
正直洒落にならねえ程ウチのは寝起きが悪い。
前起こそうとしたとき、間違ってヤバいモンスターを復活させてしまった村人Bになった気持ちになった。
「…黒尾？」
…あ……コイツに起こさせれば良くないか？
・
・
・
ってことで実践。
木兎にウチの奴らを起こしてもらい、
俺が梟谷の奴らを起こす作戦だ。
梟谷部屋に入り、大声で叫ぶ。
『朝！！！！！！！！』
鷲尾「…？」
猿杙「ん？」
木葉「え、黒尾じゃん」
尾長「おは…ざッス……？」
小見「木兎は？一緒じゃねーのな」
『起きてるのね！？』
俺が反射的にツッコむと、声を揃えて挨拶される。皆は布団を畳んでいた。
うっわ恥ず…皆寝てるもんだと思って大声出しちゃったよ…
木葉「あ、もしかして起こしに来てくれた感じ？じゃあついでにアイツお願い！」
木葉が指さした先には、未だ熟睡中の赤葦がいた。
へー、珍しい。コイツも寝起き悪い感じ？
練習試合ん時、これで煽ってやろ。
『ヘイ、起きろ赤葦クン！』
隣にあった枕で顔をボフボフ殴っても、起きない。
『起きろー。
…目覚めのチューしちゃうわよォ』
うん。我ながら気持ち悪い声、出せたとおも…
う”っ
赤葦「…チッ」
殺人犯のような顔の赤葦が、足首を掴んできた。
『……起きてるかい？っい”でででで！爪立てんな！』
…ふと、赤葦の布団が人一人分には思えないほど膨らんでいることに気が付いた。そこの膨らみは、時折モゾモゾと蠢く。
は〜ん……コイツなんか隠してるな？
そう思って面白半分に布団をガバッと捲った俺が浅はかだった。
＿布団を捲ると、赤葦の腰にしがみつく
デカいミイラが出てきた。
『〜％≦n＆＊ぱ＠￥※∃！！！』
俺の叫び声は、音駒部屋の方から聞こえてきた木兎の悲鳴と重なって
初夏の青空に消えた。
・
・
・
＜助けて黒尾オオ！！
＜旭さーん朝ですよ！起きてくださーい！
＜〜％≦n＆＊ぱ＠￥※∃！！！
「此処が今回の任務地か。スゲー騒がしいぞおい」
「探偵社は既に中に居る筈です。行きますよ中也さん」
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蟹江(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます(o；д；)oｳﾜｧｱ((深夜で頭沸いてますゴメンナサイ (2020年8月25日 0時) (
レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
あまね - 完結おめでとうございます(遅い)！この作品文ストの中で一番好きです！！しかもハイキューとのクロスオーバー……面白かったです！！こんな素敵な作品をありがとうございました！ (2020年8月24日 21時) (レス) id: 138e71a309 (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 花蓮さん» 最後まで読んでくださりありがとうございましたo(*⌒―⌒*)o続編は…無理そうかもです(´ﾍ｀；)稲荷崎方言だからニガテ… (2020年7月24日 15時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 完結おめでとうございます！！！ずっとこの作品を読むのを毎日の楽しみにしていたので、寂しい気もしますが、嬉しいです。稲荷崎の続編も蟹江さんが良かったら、是非書いて頂きたいです！！これからも更新応援してます。 (2020年7月24日 13時) (レス) id: 65f516d7e9 (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 鏡月夜紅さん» かけもち作品減らそうと思って無理矢理終わらせましたすみません( ノД`)…続編も書きたいけど余裕がない！気が向いたらまたクロスオーバー書きたいと思ってます(°▽°) (2020年7月19日 11時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蟹江 | 作成日時：2020年4月21日 1時
