立てこもりと人質 ページ35
谷地side
爆弾魔が恐ろしくて夜も眠れなかったけど、
福沢高校の皆さんが捕まえてくれて、また夜に日向達の自主練に付き合えることになった。
敦さんと鏡花ちゃんと、音駒のセッターさんと1年リベロのひとが襲われたらしいです。
私はヽ(ヽﾟﾛﾟ)ﾋｲｨｨｨ!って云ってるときはまだましで、何度か気絶してしまった。
今は影山くんのバックトスの練習に付き合っている。
隣のコートでは、同じく自主練組が3対3のゲームをしてるところです。
影山「次はもっと高めでオナシャス」
『はっ、ハイ！』
満足するまで付き合ってあげよう、と思っていたら。
木葉「そろそろ風呂の時間終わるぞー」
梟谷の金髪の人が入ってきた。髪が湿ってるから、お風呂入ってきたのかな。
木兎「木葉！お前もやるー？？」
黒尾「器用な貧乏くんじゃないのー」
木葉「っるせえ！…烏野マネちゃん風呂入んなくて良いの？」
赤葦「セクハラですよ」
木葉「何でだよ！赤葦お前は？」
赤葦「木兎さんが多分まだ…」
木葉「尾長が寂しがってる」
赤葦「は？今行きます」
『私もお風呂入ってこようかな…』
…その時でした。
月島「…っ谷地さん！」
『え？うわああ、！』
不意に私の腕が誰かに掴まれ、ものすごい力で後ろに引っ張られた。
『ひぃぃぃぃぃ！！！』
手を振りほどこうとしながら後ろを見ても、誰もいない。腕を引っ張られる感覚はあるのに、誰もいなかった。
皆が焦ってこっちに走ってくるのを、なんとか視界の端に捉えた。
後ろで、倉庫の重い金属の扉が開いていく音がする。
＿引きずり込まれる。
私はなんとか踏ん張って抵抗をしたけど、腕を引っ張る力が凄く強くて骨が軋む。痛い。
…半分諦めかけたとき、私の体が後ろからものすごい力で突き飛ばされた。
そのお陰で、倉庫に引きずり込まれそうになっていたのが、なんとか外に出ることができた。
腕を掴まれた感覚はなくなり、見れば真っ赤な手形だけが残っていた。
途端に冴えた頭が思い浮かべたのは、…爆弾魔逃走の可能性。
でも、誰が私を助けてくれ＿
ガタン！
後ろで、重たい金属の扉が閉まる音がした。
そして、扉の前に落ちているあのタオルは＿
日向「……木葉、さん」
静まり返る夜の体育館に、木兎の声が響いた。
木兎「赤葦、中也サン呼んできて」
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蟹江(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます(o；д；)oｳﾜｧｱ((深夜で頭沸いてますゴメンナサイ (2020年8月25日 0時) (
レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
あまね - 完結おめでとうございます(遅い)！この作品文ストの中で一番好きです！！しかもハイキューとのクロスオーバー……面白かったです！！こんな素敵な作品をありがとうございました！ (2020年8月24日 21時) (レス) id: 138e71a309 (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 花蓮さん» 最後まで読んでくださりありがとうございましたo(*⌒―⌒*)o続編は…無理そうかもです(´ﾍ｀；)稲荷崎方言だからニガテ… (2020年7月24日 15時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 完結おめでとうございます！！！ずっとこの作品を読むのを毎日の楽しみにしていたので、寂しい気もしますが、嬉しいです。稲荷崎の続編も蟹江さんが良かったら、是非書いて頂きたいです！！これからも更新応援してます。 (2020年7月24日 13時) (レス) id: 65f516d7e9 (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 鏡月夜紅さん» かけもち作品減らそうと思って無理矢理終わらせましたすみません( ノД`)…続編も書きたいけど余裕がない！気が向いたらまたクロスオーバー書きたいと思ってます(°▽°) (2020年7月19日 11時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蟹江 | 作成日時：2020年4月21日 1時
