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爆弾騒動…もとい合同合宿、4日目早朝。
菅原「はよー」
日向「おはざーっす!あ、俺ちょっと部屋に忘れ物してきたんで、取ってきます!」
菅原「おー……は!?バカ!!!」
時刻は午前6時。
今起きているのは菅原、日向、鷲尾と猿杙、黒尾と木兎と芝山の8人のみ。
体育館で寝たせいで体のあちこちが痛い。
今日のアップは念入りに行おう__と、菅原が考えていた矢先。
日向が突然、体育館の外に飛び出して行った。
…正確には、飛び出して行こうとした。
A「おはようございます日向さん…☆どこへ行かれるおつもりで?昨夜の中也さんの忠告をお忘れでしょうか??」
日向「ッヒィ!!!」
菅原「だから云ったじゃんよぉ日向…!」
入口には、両手にナイフを持ち、サーモグラフィゴーグルを着けたAが立っていた。月曜の夜から一睡もせずにいるため、彼は今イライラの頂点にいる。
鼻歌混じりに出ていこうとする日向にナイフを突き付ければ、日向と菅原が発狂した。
A「お手洗いですか?でしたら護衛いたします」
日向「いや、ホント、大丈夫デス…!」
すると、黒尾がやって来てAに声をかけた。
黒尾「さっきうちの芝山が、あの…外出てっちゃったんだよね…それってヤバい?」
…その場にいた3人が硬直した。
A「…朝から面白い冗談ですね…?」
言ってはみたものの、黒尾の顔は嘘をついているようには見えなかった。Aの顔からみるみる血の気が引いていく。
A「ぅえ、でも後方の扉は中也さんが見張って…!ギャアア中也さ”ん“!!!」
中也「…z…んぁ?アッヤベ。一瞬寝てたわ」
3日以上の徹夜に慣れていない中也が、まさかの居眠り。
Aは心の中で、上司に全力で中指を立てた。
敦「どうしたのAさん?見張り代わるよ…」
A「敦さんやばいやばいやばいです生徒が一人校舎の方に…!」
敦「えええ!ぼっ僕行ってきます!!!」
敦が、武器も持たず一人で飛び出していった。
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蟹江(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます(o;д;)oウワァア((深夜で頭沸いてますゴメンナサイ (2020年8月25日 0時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
あまね - 完結おめでとうございます(遅い)!この作品文ストの中で一番好きです!!しかもハイキューとのクロスオーバー……面白かったです!!こんな素敵な作品をありがとうございました! (2020年8月24日 21時) (レス) id: 138e71a309 (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 花蓮さん» 最後まで読んでくださりありがとうございましたo(*⌒―⌒*)o続編は…無理そうかもです(´ヘ`;)稲荷崎方言だからニガテ… (2020年7月24日 15時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 完結おめでとうございます!!!ずっとこの作品を読むのを毎日の楽しみにしていたので、寂しい気もしますが、嬉しいです。稲荷崎の続編も蟹江さんが良かったら、是非書いて頂きたいです!!これからも更新応援してます。 (2020年7月24日 13時) (レス) id: 65f516d7e9 (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 鏡月夜紅さん» かけもち作品減らそうと思って無理矢理終わらせましたすみません( ノД`)…続編も書きたいけど余裕がない!気が向いたらまたクロスオーバー書きたいと思ってます(°▽°) (2020年7月19日 11時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蟹江 | 作成日時:2020年4月21日 1時